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「AIメディカルヘルスケアプラットフォーム・プロジェクト」始動! ~メディカル・ヘルスケアの現場によるAI技術開発~

 

大阪大学大学院医学系研究科・医学部附属病院は、「AIメディカルヘルスケアプラットフォーム・プロジェクト」を始動します。

 2016年に開催された「AI・ビッグデータ」をテーマとした第3回「大阪大学健康・医療クロスイノベーション会議」では 、医療現場はもとより、多様な医療・健康システム開発における医療情報の活用基盤の構築に向け、多様な側面からの意見交換がなされました。また、医学系研究科・医学部附属病院の研究者・医療従事者を対象としたセミナー・勉強会を重ねる中で、医療・ヘルスケアの現場がその課題解決のためのAI技術開発のプラットフォームとなる必要性を実感し、今回のプロジェクトを発足させることとなりました。

 5月17日のキックオフ・フォーラムには185名が参加し、そのうち30名は他大学を含めた学生の参加も見られ、満席以上の盛会となりました。国を上げた健康・医療データの活用についての取り組み(経済産業省)や、大阪大学での人工知能研究(基礎工学部)などが紹介されたあと、医学系研究科・医学部附属病院の様々な教室・診療科(放射線医学腎臓内科学医療情報学遺伝統計学疾患データサイエンス学、慢性心不全総合治療学、病態病理学 )における課題や本プロジェクトへの期待、また先進的な産業界における取り組み事例が議論されました。その中では、診断画像や電子カルテをはじめとする医療現場にある多様で膨大な量のデータは、既に整頓された状態にあるのではなく、不定形なものを適切に処理することにより様々な用途に使えることや、臨床では、手間がかからず、かなりの有用性がないと使用されないこと等が挙げられました。

本プロジェクトにより、大阪大学 大学院医学系研究科・医学部附属病院が、新技術発展のためのプラットフォームを提供することで、AIをツールとして、質の高い臨床・研究データを多様な分野で展開し、新しい創薬や治療法の開発に繋がる研究開発やビジネスの創出など、企業と共に様々な取り組みが生まれ、より一歩進んだ「AI×医療」を実現していくことが期待されます。

特記事項

本内容について、5月17日 NHK関西、5月19日 日刊工業新聞にて報道されました。