組織

大学院医学系研究科、医学部、大学院医学系研究科・医学部附属病院イニシアティブの紹介

医学科教育センター

国際的な視野を持ち、指導者として活躍する医師、研究者を養成する教育システムの構築
  • 国際的な視野、語学力、価値観を育てる
  • 新たな価値観を創造する医学研究者を養成する
  • 附属病院、関連病院の人材を活かした多様な臨床医学教育
  • 学生個々の志向に対応した教育カリキュラム
  • 卒前・卒後教育の連携を重視した教育カリキュラム
教授・センター長 和佐 勝史
医学部・医学科教育センター
医学科教育センターは、わが国の医学教育改革に対応するため、2002年に発足した比較的新しい組織です。これまでのセンター長は、野口眞三郎教授、森本兼曩教授、奥村明之進教授、土岐祐一郎教授を経て、2014年に和佐が教授・センター長に就任し、現在に至っています。

大阪大学医学部の卒業生にふさわしい、国際性、研究能力、臨床能力を身に付けた人材を養成する学部教育の実現

大阪大学医学部の教育の目標は、卒業生が将来、臨床医、研究者、医療行政などどの分野に進んでも、その分野の「指導者」となる人材を育成することにあります。そのためのカリキュラムを提供し教育環境を充実させることが、教育センターの役割です。

1.医学教育の国際化

医学英語教育と海外留学制度の充実が2本柱です。2016年より医学英語専任教員を雇用し、2~4年次での医学英語を必修化とすることで、1)海外学会での発表と討議ができる、2)英語での診察と患者説明ができる、ことを到達目標とした授業を開始しています。学生による海外留学は、2016年度は総数68名(うち臨床実習35名)であり、派遣先も、北米、ヨーロッパ諸国のほか、学生の希望に応じてアジア諸国への留学の機会も提供しています。また、昨年度は34名の海外からの留学生をMedical Frontier Programにより受け入れました。

2.研究者の育成

2009年度から、将来の基礎医学研究者を育成するための特別プログラム「MD研究者育成プログラム」を立ち上げました。これは、学生が入学早期から希望する基礎医学または附属研究施設に所属して、基礎医学研究を実践する取組みで、平成28年度は、2~6年生計78名が参加しました。本プログラム参加学生に対しては、岸本国際交流奨学金および文科省「基礎医学研究者養成事業」からの補助金により、国内外での学会発表や他大学との交流事業などを支援しています。また、新カリキュラムでは、これまでの基礎医学講座配属(3年次)のほか、臨床研究も実践できる教育プログラムを5年次に配置しました。

3.臨床医学教育の充実

附属病院での高度先進医療、関連病院でのcommon diseaseの体験をバランスよく配置する臨床実習を進めています。また学生には、全国の希望する病院・診療所での地域医療を経験する機会も提供しています。

4.卒前・卒後教育の一体化

2014年より、医学科教育センターと卒後教育開発センターが連携することで、学部教育と卒後教育を一体化する体制が整いました。これにより、大阪大学の卒業生が将来大学に戻り、臨床、研究に貢献する人材の流れを作るとともに、全国から優秀な人材を大阪大学に集めることで、将来の本学医学部の活性化を図ります。