寄附講座

重症心不全内科治療学

臨床情報・生体試料と先端基盤技術の融合により病態を解明し新規医療技術を創出する
  • ゲノム編集技術の循環器疾患の病態解明、治療法開発への応用
  • 患者由来iPS細胞を用いた病態解明、新規治療法開発(治療抵抗性心不全、原因不明な拡張型心筋症、HFpEF、など)
  • 独自の高速シーケンサー解析技術、ゲノム改変技術を用いた様々な循環器疾患の疾患遺伝子同定とそれに対する治療介入

臨床情報・生体試料と先端基盤技術の融合による病態解明、新規治療法開発

特発性拡張型心筋症をはじめとする特発性心筋症による重症心不全は、若年発症が多い、様々な治療に対して抵抗性であり、最終的には心臓移植しか方法がないがドナー不足で移植待機期間も非常に長期間であるなど、大きなアンメットメディカルニーズを抱えています。大阪大学医学部附属病院は心臓移植実施施設であり、日本全国から重症心不全に苦しむ患者さんが診療を受けに来られており、その病態解明、治療法の開発は私たちの使命であります。この問題に対して、私たちは、以下の研究を進めることでアンメットメディカルニーズの解決を目指しています。

  • 独自の高速シーケンサー解析技術による心不全患者ゲノム解析
  • 患者由来iPS細胞から分化誘導した心筋細胞を用いた病態モデルの作製および解析
  • 臨床情報解析
  • CRISPR/Cas9ゲノム編集技術の応用による病態解明と根治的治療法の開発
  • 心肥大・心不全関連候補分子の機能解析、治療ターゲットの探索
  • 肺高血圧症および右心不全の病態解明、治療法の検討

「臨床医の目」を持ちつつ、患者さんの臨床情報や生体試料を最新の先端基盤技術を用いて解析することにより、病態を分析し、治療介入を図るとともに、全く新しい分子機構による心不全発症機構の解明も進めます。

また、私たちのチームは、大阪大学循環器内科所属医師が中心となっており、循環器内科および心臓血管外科と密接に連携しながら研究を進めています。
詳しくは、下記のホームページも参照してください。