共同研究講座

循環器再生創薬学

画期的な心筋再生治療薬の創製とその臨床応用を目指す
  • 重症心不全などアンメットニーズの高い疾患の研究
  • 心血管疾患に対する心血管再生を促す新規標的の探索
  • 心筋再生治療薬を創製し臨床応用の可能性を検討

重症心不全(拡張型心筋症、劇症型心筋炎)など、アンメットニーズの高い心血管疾患に対する新規再生治療薬の創出

重症心不全の治療には、心臓移植・埋め込み型補助人工心臓・細胞移植による心筋再生療法などがあります。心臓移植ではドナー不足により移植まで長期間の待機を余儀なくされる状態です。心不全治療を最終目的とした埋め込み型補助人工心臓装置では、装置の耐久性、感染、血栓症等の問題があります。筋芽細胞やiPS細胞由来心筋細胞の移植による心筋再生療法では、移植する細胞の培養に時間・費用を要するなど、汎用性・経済性に弱点があります。

一方、治療効果の高い薬は、侵襲性が低く多くの施設で提供できること、緊急時でも対応できるなど、多くのメリットがあります。当研究講座では、心筋細胞の保護作用を有する画期的な新しい高機能再生治療薬剤の開発を目指します。重症心不全モデルに対する有効性の検証、安全性の確保、マイクロスフェア、ナノスフェア、シート材など様々なタイプの製剤を作成し、臨床応用の可能性についても検討します。