大阪大学大学院医学系研究科 生体統御医学講座 麻酔集中治療医学教室

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    大阪大学医学部附属病院集中治療部における術後心房細動への治療としてアミオダロンとランジオロール単剤投与による洞調律復帰時間の比較

    1. 研究の目的および概要;

    集中治療部において開心術後などにみられる術後心房細動(post operative atrial fibrillation; POAF)は、血行動態の破綻、心不全の原因となりえるため注意が必要である。POAFは、開心術施行例の約50%にみられ多くは術後2〜5日で発生し、脳梗塞発症のリスクとなりうるため積極的な管理が必要とされている。しかし、術後早期では出血が増大するリスクがあるため電気的除細動や抗凝固は慎重に行わなければならない。当院では、POAFに対してランジオロールまたはアミオダロンによる心拍数管理(レートコントロール)を初期治療として行っている。ランジオロールは、選択的β1遮断薬であり陰性変時作用以外にPOAFにおいて洞調律への復帰を早める効果が報告され、アミオダロンもレートコントロール以外に薬物学的除細動に使用される。集中治療患者のPOAFにおいて両薬剤の洞調律復帰効果の速攻性を比較検討することを研究目的とする。

    方法:2012年4月1日から2014年3月31日までに当院集中治療部においてPOAFが生じた患者を対象に、2012年4月1日から2015年3月31日までの間の診療情報データを収集する。収集する診療情報データの対象項目は、手術日、年齢、性別、身長、体重、ASA-PS(アメリカ麻酔科学会−全身状態分類)、原疾患、麻酔時間、手術時間、麻酔方法、術中フェンタニル使用量、手術の種類、術後循環補助装置の有無、出血量、輸血量、術後人工呼吸日数、術後人工呼吸管理時間、術後カテコラミン、POAFの発生時期、POAF持続時間、POAF治療に使用した薬剤、POAFの再発率、治療後の低血圧発生率、レートコントロール失敗率、徐脈発生率である。2015年12月31日までの期間で解析をする予定である。

    2. 研究の開示;

    プライバシー確保のため、患者さまが特定出来ないようにデータを処理した上で研究解析を行います。研究結果を公表する際には、患者さま個人が特定されることはありません。

    3. 研究機関名;

    大阪大学医学部附属病院

    4. 研究責任者名・相談窓口;

    大阪大学大学院医学系研究科麻酔集中治療医学教室 柴田晶カール

    5. 研究対象者に研究への参加を拒否する権利を与える方法:

    大阪大学大学院医学系研究科麻酔集中治療医学教室 柴田晶カールまでご連絡ください。
    電話番号 06-6879-3133