TOP・1.阪大麻酔科からのアピール
2.大阪大学麻酔・集中治療医学教室の紹介
大阪大学医学部附属病院麻酔科・ICUおよび阪大麻酔科関連施設における
後期専門研修ガイド(改訂4版)
大阪大学大学院 生体統御医学・麻酔集中治療医学(TEL:06-6879-3133)
お問い合わせ:林 行雄(yhayashi@anes.med.osaka-u.ac.jp)
本物の麻酔科専門医を育てたい。
それが阪大麻酔科の思いです。
新生児から重篤な合併症を持った高齢者まで
小児麻酔、心臓外科の麻酔、臓器移植の麻酔
集中治療専門医への道
ペインクリニック・漢方医学・緩和医療まで
麻酔領域のあらゆる経験が用意されています。
皆さんのニーズのお答えできる後期麻酔科専門研修教育システムが
ここにあります。
麻酔科後期研修ガイド INDEX
1. 阪大麻酔科からのアピール
初期臨床研修制度がいわゆる2年間のスーパーローテート方式に変更され、それを終えられた先生方が今度は自らの専門を選ぶときが来ました。この2年間の研修で学生のころではよくわからなかったことが理解できたり、見えなかったものが見えてきたりしているのではないでしょうか。そんな中で麻酔の専門研修を考えておられる先生方に我々の思いが少しでも伝わればと思います。
麻酔科医は手術室の総合診療医です。
さて、学生時代からスーパーローテの研修に中で皆様には麻酔科医とはどのように映ったでしょうか。麻酔科は主な仕事場が手術室ですので外科系に属していますが、メスを振るうわけではありあません。その仕事はむしろ内科医に近いものがあります。刻々と移り変わる患者さんの病態を正確に把握し、有効な治療を施すことで手術という医療の中で一番大きなストレスから患者さんを守ること麻酔科医の使命です。正確な病態の把握から適確な治療へ、まさに内科医の仕事そのものです。あるは麻酔科医を称して"手術室の内科医とか総合診療医"と呼びます。麻酔科医の仕事ぶりをよく表してると思います。昨今、内科医は様々に専門分化していますが、その中で総合診療科とかプライマリケ科という内科領域が注目されていますが、まさに手術室における総合診療科が麻酔科といえるでしょう。少し内科と違うのは患者さんの病態の変化がとても早い速度で起こることだといえます。
麻酔科専門医といえば、どんな患者の麻酔も、
どんな手術の麻酔もできて当然と思いませんか?
阪大麻酔科はその関連施設と協力し、いかなる麻酔管理もできる文字通りの麻酔科専門医を養成することを目指して、そのシステムを構築しています。麻酔科専門医を得るための最初の目標は麻酔科2年専従で得られる麻酔科標榜医(政府による認定)と学会が認定する麻酔科認定医です。標榜医の資格がある方は医局内でも1人前の麻酔科医とみなされます。麻酔科標榜医(認定医)から専門医へ至る中で麻酔のみならず集中治療、ペインクリニック(緩和医療も含まれます)等のサブスペシャリティーをめざしていただくことになります。私たちはスーパーローテを修了して、専門医修得に至るまでのおおよそ6年間を後期専門研修に設定しています。決して楽な研修を提供するつもりはありませんが、6年後にはいい研修ができたと思っていただける教育システムを提供していると自負しています。
1年間の研修も可能です
麻酔科の研修は将来外科系、内科系いずれの科に行かれても麻酔科で学んだ知識や技術は役にたつものと確信していますので、とりあえず1年麻酔科やICUで専門研修をしてみようと考えておられる先生も歓迎いたします。一時麻酔科の研修をされた後、他科に移られてその科で医局の中枢メンバーになっておられる方も多くおられます。この1年間を決して無駄にはさせません。その確信が私たちにはあります。
出身大学は関係ありません
実はこのことはよく聞かれます。阪大出身と他の大学の出身を人事、研修や研究等で区別することはありません。言い古されていることですが、医者は卒業したらあとは本人の実力次第です。阪大麻酔科にも多くの他大学卒業の先生がおられますし、関連施設の麻酔科部長を見ても12人は阪大出身ですが、残りの11人は阪大以外御出身です。
2.大阪大学麻酔・集中治療医学教室の紹介
当教室は設立44周年を迎えました。歴史としてはまだまだ浅い教室ですが、現在3代目にあたる真下節(ましもたかし)教授下約100名余の教室員で阪大病院および大阪府下を中心に23の関連施設に麻酔科医を派遣しています。教室の伝統は一言で言えば窮屈で厳しい上下関係がない自由な雰囲気にあります。いわゆる"白い巨塔"のようなことはなく、研修医でも大いに意見が言えます。臨床面では阪大病院では心臓移植、肺移植、生体肝移植等の移植医療に代表される時代の最先端の医療が行われており、麻酔科もその縁の下の力持ちとして医療現場を支えております。また、関連施設には国立循環器病センター(循環器の唯一のナショナルセンター)、大阪府立母子保健センター(未熟児治療では世界有数)等の特定の専門分野の病院もあり、麻酔医としてより専門分野に特化したい先生の希望にもこたえることができる体制を構築しています。臨床面のみならず研究でもいくつもの世界に通用する研究を研究グループリーダーの指導のもと大学院生を中心に発信し続けております。関連施設の全てが麻酔科指導病院ですが、これに加えて集中治療医学会認定病院やペインクリニック認定病院が多くあります。