大阪大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学

学生・研修医の方へ

学生・研修医の皆様へ

教授からのメッセージ

耳鼻咽喉科・頭頸部外科における診療内容としてどのようなものを思い浮かべるでしょうか。一般の方のみならずおそらく多くの医学生や研修医の皆さんにとってもアレルギー性鼻炎や急性中耳炎がその代表的なものでしょう。しかし実際には、耳鼻咽喉科・頭頸部外科は非常に多岐にわたる疾患を扱い、人の一生を通じてQOLに深く関与します。専門性が高く医師として非常にやり甲斐のある診療科ですが、その魅力を講義やポリクリの中だけで伝えるのは困難です。耳鼻咽喉科・頭頸部外科に少しでも興味を持たれた方は、前期研修中にたとえ短期間でも耳鼻咽喉科・頭頸部外科を選択して下さい。耳鼻咽喉科・頭頸部外科の魅力の一端に必ずや触れることができることと思います。

大阪大学を核として、大阪府下一円そして阪神間の主要病院で構成される病院群は、耳鼻咽喉科・頭頸部外科としては本邦で最大規模のものです。後期研修では専門研修プログラムを選択することになりますが、大阪大学を基幹施設とするプログラムは豊富な症例と良好な指導体制が特徴です。プログラムの募集人数は症例数・指導医数によって決められていますが、大阪大学のプログラムは余裕を持った設定であり、非常に充実した内容の研修が可能です。大阪大学とその連携施設では、全国から集った多くの医師が男女を問わず活躍しています。出身大学や性別に関わらない活躍の実態は下記の“医局の見える化データ”を参照してください。

耳鼻咽喉科・頭頸部外科医を志す方は、是非我々のプログラムに参加して下さい。そして、ともに学び、ともに働き、耳鼻咽喉科・頭頸部外科の医療・医学の発展に資する喜びを分かち合いましょう。お待ちしています。

医局の見える化データ (平成29年度)(単位:人)

入局者数の推移

耳鼻咽喉科の将来性

厚生労働省の統計(2014年12月末現在では、医療施設従事医師数29万人あまりのうち、耳鼻咽喉科医は9200人となっています。病院勤務医に限ると3700人しかいません。耳鼻咽喉科が担う人体機能の幅広さに照らし合わせると医師数はまだまだ充足しているとは言えません。

さらに高齢化が進んでいる本邦では、頭頸部癌は増加してきており、高齢者の嚥下障害、難聴の診療ニーズも増えてきていることから、耳鼻咽喉科・頭頸部外科医が担う役割はますます重要になってくるでしょう。

当教室の特徴

  • 豊富な関連病院
    当教室は現在、大学及び関連病院で勤務している勤務医の数は140余名という、耳鼻咽喉科の教室としては全国でも最大規模の大きな組織です。大学では耳鼻咽喉科の全ての領域をカバーできるようスタッフが揃っており、トップレベルの診療を行っています。関連病院は大阪府下及び兵庫県阪神地区にあり、それぞれの地域での医療を支える基幹病院となっています。
  • 充実した教育システム
    入局した全ての先生が、専門医として必要な知識、技術を身につけ、少しずつステップアップしてキャリアを積んでいけるよう、大学病院と関連病院が一体として取り組むしっかりした教育システムを作っています。教室全体で人材を育てていくという認識を皆が持っています。専門医を取得した後は、臨床の最前線で診療にまい進する、研究に打ち込む、趣味や家庭生活とのバランスを取りながら働く、など希望に応じた働き方ができます。
  • 女性医師の活躍
    また勤務医に占める女性医師の割合は30%となっており、関連病院のほとんどに女性医師がいます。出産に際しては、十分に産休・育休を取れるように、また復帰できるように支援しています。