大阪大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学

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学生・研修医の方へ

先輩医師の声

川嵜 良明 (昭和57年 大阪大学卒)

川嵜 良明

昭和57年 大阪大学医学部卒業、 同病院耳鼻咽喉科で研修ののち
昭和58年より大阪逓信病院(現NTT西日本大阪病院)耳鼻咽喉科勤務
平成元年より大阪大学医学部付属病院耳鼻咽喉科医員
平成2年より大阪大学医学部耳鼻咽喉科助手
平成7年より大阪大学医学部耳鼻咽喉科講師
平成10年より健保連大阪中央病院耳鼻咽喉科部長
平成13年に大阪市鶴見区に川嵜耳鼻咽喉科を開設、現在に至る

ほぼ10年間の大学生活と合計8年間の病院勤務ののち、平成13年から大阪市内で開業しています。大学時代には、めまい患者の自律神経機能についての研究で学位を取得し、臨床では当時、広まり始めていた副鼻腔内視鏡手術(ESS)の大阪大学への導入に携わりました。

私の開業している土地柄は、三世代、四世代と一緒に住んでおられる患者さんがいるような昔からの町で、開業医として地域の住民とともに耳鼻咽喉科疾患にとどまらず、他科の疾患や家族の病気の相談にも乗りながら診療を行っています。また、最近の高齢社会でもとめられる、往診などの在宅医療にも可能な限り参加していて、耳鼻咽喉科医でないと解決できない問題に対して依頼を受け、患者さんの自宅を訪問した時に、本人や家族から感謝の言葉をいただくと、開業医として地域医療に携わってきて良かったなと実感しています。

開業医としては、自院では手に負えない症例が受診したときが一番困るのですが、周囲には大阪大学の関連病院がたくさんあり、よく知っている先生方が勤務しておられるので、緊急での患者紹介などにも快く対応していただき、本当に助かっています。

一方で、地区の医師会活動や、耳鼻咽喉科開業医の集まりである、耳鼻咽喉科医会の活動にも積極的に参加しています。特に、大学時代から関わってきた大阪府耳鼻咽喉科医会(会員数730人余り)では、縁あって平成26年から会長を務めさせていただいています。救急医療や学校保健、健康保険の問題など、開業医一人では解決できない問題に、皆で力をあわせて取り組んでいるほか、住民への耳鼻咽喉科に関する知識の啓発活動なども行っています。このほか、日本耳鼻咽喉科学会や日本医師会の委員会にも参加して、開業医、そして耳鼻咽喉科医としての立場から発言しています。このような活動ができるのも、大阪大学の広い人脈からの推薦やバックアップがあってのことです。

まだ若い皆さんは、私のように還暦を過ぎたころの自分の姿を想像することは難しいかも知れませんが、耳鼻咽喉科医には、教育、研究、勤務医、開業医、どの領域に進んでも、その専門性と、取り扱う分野が広いため、色々な領域に活躍の場があります。そして、大阪大学では、それぞれの場面で、全国有数の会員数の同門会(参九会)の先輩たちが皆さんを支え、励まし、協力します。

新しい仲間が増えることを楽しみにしています。