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大学院について

医学部の教育が、例えば「アレルギー性鼻炎に抗ヒスタミン剤を処方する」といった臨床マニュアルを学ぶだけなら6年もの長期間は必要ないでしょう。しかしながら、この何気ない一文の裏には、疫学からの疾患概念の確立、病態の解明、ヒスタミンの発見、レセプターの同定、創薬等々、想像もできないくらいの多くの医師および研究者の努力が隠れています。我々が普段何気なく行っている臨床は多数の先人達のリレーによって確立されたものです。

医師の仕事は単に目の前の患者様の病気を診断・治療するだけではありません。余力と情熱のある人はこのリレーに参加して、医学を発展させなければなりません。大学院とは、このようなリレーに参加するために、臨床を4年間お休みして、「学問リレー」のルールを学び、技術を獲得し、研究者のライセンスである学位を取得するところです。

当科では、これまで毎年2−3人の医師が主に1年間の臨床研修の後に大学院に進学し、学位を取得してきました。しかしながら、現在の研修制度が開始されてからは、臨床研修が一段落してから大学院に進学する人が多くなっています。このような状況に対し、当科では院生の家族状況を配慮して非常勤職を用意することにより大学院生の生活を経済的にもbackupするようにしています。

大学での臨床研修において自分が医師人生をかけてもいいと思える専門領域を見つけてください。打ち込むべき対象が見つかれば是非大学院に進んでください。臨床の仕事で患者様の喜びを見るのも医師の醍醐味ですが、前人未踏の領域を開拓し、医学の発展を追求する楽しさもまた筆舌に尽くし難いものです。当科では後者の楽しさを若い医師達に提供したいと考えています。

研究が面白過ぎてspin outした先生方からのメッセージ

新潟大学医学部 第二生理学 教授
日比野 浩 先生 (平成6年入局)
メッセージ
Stanford大学 耳鼻咽喉科 Instructor
大島 一男 先生 (平成10年入局)
メッセージ
富山大学 富山発先端ライフサイエンス若手育成拠点 テニュアトラック特命助教
中川 崇 先生 (平成11年入局)
メッセージ
自然科学研究機構生理学研究所 統合生理研究系感覚運動調節研究部門 特任准教授
岡本 秀彦 先生 (平成11年入局)
メッセージ

現役大学院生

                   

やすい としみち

安井 俊道

大学院4年生

研究テーマ

  • 頭頸部癌におけるHPVについて
  • 頭頸部癌におけるp53 mutationについて

おかざき すずよ

岡崎 鈴代

大学院4年生

研究テーマ

  • バーチャルリアリティを用いた視覚刺激が眼球運動、身体動揺に与える影響について

ほそかわ きよひと

細川 清人

大学院3年生

研究テーマ

  • Electroglottographyおよび動画解析を用いた発声時喉頭機能の研究

かまくら たけふみ

鎌倉 武史

大学院3年生

研究テーマ

  • 前庭神経系に対する分子生物学的アプローチ

はなもと あつし

花本 敦

大学院3年生

研究テーマ

  • 頭頸部癌におけるγH2AXの研究
  • FDG-PETによる予後判定の研究

ふくすみ たかひと

福角 隆仁

大学院2年生

研究テーマ

  • 頭頸部癌幹細胞の構築
  • 頭頸部癌幹細胞の薬剤・放射線耐性の機序解明

たきもと やすみつ

滝本 泰光

大学院2年生

研究テーマ

  • 眼球運動三次元解析を用いた半規管・耳石器機能の研究
  • メニエール病の動物モデルを用いた研究

たけもと のりひこ

武本 憲彦

大学院4年生

研究テーマ

  • LRGとgalectin-3の相互作用
  • 甲状腺濾胞癌のマーカーの同定

うえつか さとる

上塚 学

大学院1年生

研究テーマ

  • 内耳内リンパ液の成立機構と生理機能の解析

まえだ  ようへい

前田 陽平

大学院1年生

研究テーマ

いわもと よりこ

岩本 依子

大学院1年生

研究テーマ