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常勤医師派遣病院のご紹介

大阪府立急性期・総合医療センター

当センターは大阪市南部に位置する病床数768の大阪府立の基幹総合病院です。当科は宮原裕前部長(現安田女子大学教授)在任中の2006年より耳鼻咽喉科から耳鼻咽喉・頭頸部外科に名称変更し、「地域がん診療拠点病院」として重点的に癌診療を行っています。耳鼻咽喉・頭頸部外科には平成23年4月現在、坂田義治主任部長(昭和59年卒)、長井美樹医長(平成10年卒)、榎本圭佑(平成15年卒)、上塚学(平成19年卒)、花田有紀子(平成21年卒)の計5名が在籍しています。耳鼻咽喉・頭頸部外科の定床は24床で、平成22年度の手術数は731でした。内訳は耳科手術82例、鼻科手術264例、頭頚部外科手術236例などでした。外来は週3回(月・水・金)3診体制で行っております。全診察室と病棟に計4台の電子内視鏡を備えており、すべての電子内視鏡で最新のNBIを用いた口腔・咽頭・喉頭領域の早期がん診断が可能となっております。頸部・甲状腺エコー検査(エコーガイド下生検を含む)、ENG、ABR、ENoG、基準嗅覚検査(T&Tオルファクトメーター)、味覚検査(ろ紙ディスク法、電気味覚検査)、鼻腔通気度検査、簡易睡眠検査、ポリソムノグラフィー検査などの特殊検査や、補聴器外来、睡眠時無呼吸外来、嚥下外来などの専門外来も行っています。耳鼻咽喉・頭頸部領域(耳、鼻、口腔、咽喉頭、顔面、頸部)のほぼすべての疾患にたいし手術治療、対応が可能です。院内での気管切開症例のほとんどを当科で行っていることから当科の患者以外にICU・CCU・SCU入院中の心臓内科・神経内科・心臓血管外科の患者を中心に年間80例前後の気管切開術を行っているという特徴があります。また、嚥下障害に対する外科的治療にも力を入れていて、院内の嚥下リハビリテーションチームとともに行っている嚥下ラウンドの中心メンバーの一つとしてVE(嚥下内視鏡検査)を行っております。これらの結果、遠方の病院からも神経疾患に伴う嚥下障害などの患者が手術目的に紹介されてきます。また、高度救急救命センター併設の耳鼻咽喉・頭頸部外科として、顎顔面骨折(眼窩底、頬骨、上下顎骨など)や、側頭骨骨折による顔面神経麻痺などに対する緊急・準緊急手術も通常の手術枠外で積極的に行っています。加えて、院内外から紹介の甲状腺外科症例は当科が担当することになっているため、甲状腺手術症例も多いです。手術日は平成23年10月より手術枠が増加したため、月(隔週)午後(全麻)と火、木は終日全麻手術枠(火曜午前は2列)となっています。隔週の火曜日は頭頸部悪性腫瘍手術枠を設定しており、脳神経外科・外科・形成外科とともに頭頸部癌に対する再建手術や頭蓋底手術などの長時間手術を行っています。手術以外にも、頭頸部癌に対する放射線治療、化学療法、超選択的動注化学療法を含む化学放射線併用治療などの集学的治療や、突発性難聴、顔面神経麻痺、嚥下障害、音声障害、睡眠時無呼吸症候群などの機能的疾患に対しても積極的に保存的治療を行っています。突発性難聴に対してはデフィブラーゼ治療も積極的に行っており、一般的なステロイド治療単独に比べて良好な成績を得ています。月、火、木の手術後には医師全員による術後回診、水曜日には術前・症例カンファレンスと輪番で発表を行う臨床勉強会、木曜日早朝には病棟回診を行っています。

当センターでは耳鼻咽喉科専門医(日本耳鼻咽喉科学会)、がん治療学会認定専門医(癌治療学会)、頭頸部がん専門医(日本頭頸部外科学会)、気管食道科専門医・咽喉系(日本気管食道科学会)、内分泌・甲状腺外科専門医(日本甲状腺外科学会)を取得することが出来ます。

坂田部長は顔面骨骨折の整復手術において豊富な経験・症例数で全国的にも知られているほか、頭蓋底手術を含む頭頸部悪性腫瘍手術から耳科手術(鼓室形成術・アブミ骨手術)、鼻科手術(内視鏡下鼻内手術)、嚥下障害・誤嚥防止手術に至るまで耳鼻咽喉科治療全般に精通したエキスパートです。当科では、学会発表や論文発表も積極的に行っています。さらに当科は大阪大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科関連病院の中でも、最大級の関連病院としてスタッフ数も多く、手術数も豊富であるため、耳鼻咽喉科・頭頸部外科診療を満遍なく研修することが可能です。

研修を希望される方は、是非ご連絡ください。