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概要・歴史

大阪大学医学部に私たちの講座が誕生したのは、1976年のことです。1976年2月に故熊原雄一先生が老年病医学講座の初代教授に就任され、同年6月1日に老年病医学講座(附属病院第四内科)が開講しました。熊原教授は高血圧、老化・カルシウム、糖尿病、遺伝、甲状腺の5研究室を設け、各々研究と診療にあたる体制を確立するとともに、自ら老年病医学とは何かを教室員に講義するなど、教室の基盤確立に情熱をもって邁進されました。熊原教授の情熱と暖かい人柄、先見性ある指導によって、老年病医学講座は瞬く間に内科臨床教室としての隆盛を迎えるに至りました。

熊原教授の定年退官に伴い、1988年12月、荻原俊男助教授が教授に昇任しました。荻原教授は高血圧、老年病、糖尿病、老化遺伝の各研究グループに対して、分子生物学的研究を中心とした研究戦略の立案を指示されました。各研究グループは総力をあげて研究に邁進し、早老症(Werner症候群)遺伝子の発見、各種高血圧遺伝子や糖尿病遺伝子の発見と機能解析、効率の良い遺伝子導入法を用いた臓器再生や遺伝子治療の研究など、数多くの成功を収めました。その結果、老年病医学講座は分子老年病医学において、世界のランドマークの一つに数えられる教室に成長しました。

1997年4月には改組に伴い、老年病医学講座から加齢医学講座となりました。1999年4月には講座の高血圧研究室から遺伝子治療研究室が独立し、この研究室が現在のゲノム生物学講座遺伝子治療学分野につながります。2005年4月にはさらに、加齢医学講座と病態情報内科学講座腎臓研究室が合併し、講座名を内科学講座老年・腎臓内科学と改めました。

荻原教授の定年退官に伴い、2007年11月、楽木宏実助教授が教授に昇任しました。現在は楽木教授のもと、新しい高血圧学の分野を開拓するとともに、老年医学においても認知症、サルコペニア、フレイルといった新しい分野へ教室を挙げて取り組んでいます。2013年には楽木教授が附属病院総合診療部の部長を兼務することとなり、当講座では総合診療にも取り組む体制ができあがりました。2015年10月に腎臓研究室が内科学講座腎臓内科学として独立するに至り、以後私たちの講座は内科学講座老年・総合内科学として現在に至っています。

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