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診療内容のご紹介

高血圧診療チーム

チームリーダー:山本浩一

<外来:内科西外来>
 
午前 赤坂
(12診)
鷹見
(11診)
楽木
(11診)
山本
(13診)
山本
(11診)
神出
(12診)
午後 神出
(11診)
伊東
(11診)
   

当科の看板の一つである高血圧内科では古くから高血圧診療のエビデンスの確立に取り組んできており、現在の高血圧診療ガイドラインは先代教授の荻原と現教授の楽木が中心となって作成いたしました。高血圧診療チームではこれまで蓄積された経験を生かし1. 二次性高血圧の診断と治療、2. 難治性高血圧の治療、3. 高血圧患者の総合的評価や教育 等に取り組んでおります。

【1. 二次性高血圧の診断と治療】

高血圧の大半は生活習慣や遺伝要因により発症する本態性高血圧ですが、中には他の疾患が原因で血圧が上昇する二次性高血圧があります。二次性高血圧は高血圧の10%以下と考えられていますが日本での高血圧患者が4000万人を越えていることを考えると決して侮れず、これを適切に診断することが高血圧内科の使命であると考えております。二次性高血圧は原発性アルドステロン症褐色細胞腫などの内分泌疾患、腎血管性高血圧などの血管疾患、睡眠呼吸障害、薬剤誘発性高血圧などがあり、それぞれの原因疾患を治療することで高血圧が完治する可能性があります。以下のような場合、二次性高血圧を疑います。

急速に進行した高血圧、難治性高血圧、変動の激しい高血圧
電解質異常を伴う高血圧(特に低カリウム血症)
心肥大や腎障害などの臓器障害の進行が早い高血圧

当科では二次性高血圧の診断から治療までを他科と連携しながら行なっております。(患者様への詳しい説明は 二次性高血圧とは?をご参照ください。)

【2. 難治性高血圧の治療】

近年の降圧薬の進歩により大半の高血圧が制御可能となっておりますが、中には多種類の降圧薬を服用しているにも関わらず血圧コントロールが困難な症例が存在します。そのような高血圧では上記の二次性高血圧が原因となっていることが多く、まずは原因検索を行います。また患者様の血圧変動パターンや高血圧増悪因子を検討した上で薬剤調整を行います。今後は腎動脈アブレーションなどの先進治療も選択枝として入って参ります。

【3. 高血圧患者の総合的評価や教育】

サイレントキラー(静かな殺し屋)と呼ばれる高血圧は無症状であることが多いことから治療を自己中断したり、服薬を守れなくなったりするケースが多く存在します。また、高血圧の治療は減塩を初めとした食事療法や運動療法が基本ですが、適切な運動療法や食事療法への理解が外来では得られにくい現実があります。そこで当科では1週間の高血圧教育入院のプログラムを実施しております。具体的には主に以下の内容を一週間で行います。

二次性高血圧のスクリーニング検査(必要時)
24時間血圧、心電図モニター(holter ABPM、holter EKG)による血圧の日内変動パターンの把握とそれに基づく投薬調整
腎ドップラー、心エコー、頚動脈エコー等を用いた高血圧性臓器障害の評価
医師による高血圧教室の開催

高血圧教育入院によって患者様の意識が向上し血圧のコントロールが容易になるケースが多く見受けられます。

【4.その他】

当科では症状のある低血圧に対する診療も行なっております。特に一過性の失神発作やめまいなどの症状には起立性低血圧や神経調節性失神などによる血圧低下が原因であることが多く、不整脈などの致死性の疾患との鑑別が重要です。当科ではhead up tilt試験などによりそのような症状を有する患者様の鑑別診断と治療を行なっております。

高血圧は長期にわたって根気強く治療する必要がある病気です。当科では紹介いただきました先生と密接な連携を保ちながら個々の患者様に適した診療を提供することを目標にしております。

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