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診療内容のご紹介

睡眠呼吸障害(SDB)チーム

チームリーダー:伊東範尚

<外来:内科西外来>
 
午後 伊東
(11診)
伊東
(11診)

一般に睡眠時無呼吸症候群(SAS)というと睡眠中の上気道(特に咽頭部)狭窄・閉塞を原因とする閉塞性SASを指すことが多いですが、最近は中枢性SASや睡眠時低換気症候群を含めて睡眠呼吸障害(SDB)と総称することが増えてきました。
睡眠呼吸障害の臨床症状はいびきや無呼吸、昼間の過剰な眠気などですが、酸化ストレスや炎症、交感神経の活性化などを介して高血圧・糖尿病・心血管病変・突然死などと相関することから、診断・治療すべき疾患として注目されています。難治性高血圧の80%の方に睡眠呼吸障害を合併しているという報告もあります。
また、60歳以上の高齢者の約30%が睡眠障害を訴えており、生活の質を考えるうえで睡眠呼吸障害は重要な疾患です。また、働き盛りの方においても交通事故や労働災害などの観点から注意が必要です。
睡眠呼吸障害の治療として減量や禁煙指導が行われることがありますが、自覚症状や基礎疾患を有する睡眠呼吸障害の方に対しては持続陽圧呼吸(CPAP)という治療が効果的な場合があります。持続陽圧呼吸とは鼻腔から一定の圧を加えることによって咽頭部の気道内圧を維持し、上気道の虚脱を防止する治療のことであり、自覚症状改善や心血管イベント抑制などの効果があります。機械は小さく、簡単に持ち運び可能で、継続治療において健康保険も適応されます。
当科では高血圧や糖尿病などの生活習慣病や高齢者を中心に診療しているということもあり、疾患の進展防止の目的で睡眠呼吸障害の診断・加療に力を入れています。診断は簡易モニター睡眠ポリグラフ検査(PSG)を用い、生活習慣病などの合併症検査の結果も含めて、生活指導やCPAPの導入・管理などを行っております。

【入院で行う睡眠呼吸障害の検査】

○簡易睡眠モニター
○睡眠ポリグラフ検査(PSG)
*自由行動下24時間血圧測定(ABPM)
*Holter ECG
*採血・採尿検査
*心エコー・頸動脈エコー・腎エコー・眼底検査・ABI/PWV検査

*印の検査は原因精査や合併症精査のために必要な方に施行します。

いびきや日中の眠気など自覚症状から睡眠呼吸障害が疑われる患者や、高血圧や糖尿病の治療に難渋する患者がおられましたら、当科に御紹介頂ければ幸いです。

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