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初期研修から専門研修への具体的な流れ

老年・総合内科専門医コース

初期研修から専門研修への具体的な流れ

コースの概要

(1)コースの全体像

2年間の初期臨床研修の後、卒後3年目より後期臨床研修として大阪大学医学部附属病院老年・高血圧内科、または大阪大学関連病院にて専門研修(老年内科、腎臓内科、神経内科、循環器内科、内分泌・代謝内科、総合診療科のいずれか)を行う。後期研修終了までに認定内科医を取得すると共に超音波検査(頸部・心臓・腎ドップラーのいずれか1つ以上)を行えるように指導する。後期研修終了後は①臨床コース(研究生)②臨床コース(大学院)③基礎コース(大学院)に大別される。

①臨床コース(研究生)

老年病専門医、又は日本病院総合診療医学会専門医を必須とする。加えて、各人が後期研修での専門科について2つ目の専門医を取得する。大阪大学関連病院を中心に診療し、臨床研究で論文博士号を取得する。

②臨床コース(大学院)

老年病専門医、又は日本病院総合診療医学会専門医を必須とする。加えて、各人が後期研修での専門科について2つ目の専門医を取得する。大阪大学医学部附属病院を中心に診療し、博士号を取得する。

③基礎コース(大学院)

初期研修終了後、ただちに大学院へ進学する。1年目は大阪大学医学部附属病院老年・総合診療科で診療し、その後老年病専門医、又は日本病院総合診療医学会専門医を取得する。2年目から老年・総合内科学講座、臨床遺伝子治療学講座、健康発達医学講座等に所属し基礎研究を行う。各講座で基礎研究を行い、博士号を取得する。

認定内科医取得後のこの時期が、老年・総合内科医としてのスタートラインであり、高齢者を総合的に診療することやその研究手法を身に付ける。いずれのコースにおいても積極的に海外留学を支援する。また女性医師のキャリアパスについては、各人の希望に応じて柔軟な支援体制を整えている。

2015年以降の医師国家試験合格者は専門医制度変更が検討されている。本コースでは、新専門医制度(総合内科専門医など)に対しても対応予定である。

大学病院が行う研修コースとして常にリサーチマインドを持ちながら、老年病専門医、又は日本病院総合診療医学会専門医ともう1つの専門医を取得し、高齢者に対して医学的・社会的に診察を行うことができるプロのプライマリーケア医を目指す。

(2)コースの概要
コース名:老年・総合内科専門医コース
大学病院・医療機関名
診療科名 専門分野名 指導
者数
目的 養成(受
入)人数
期間
大阪大学医学部附属病院
老年・
高血圧内科
老年内科・
高血圧内科
10名 老年診療の基礎技術、全身超音波検査技能、高血圧診療全般の知識・技能の取得 7名 3年
総合診療科 総合内科        
国立循環器病センター
高血圧・
腎臓科
腎臓内科、
高血圧内科
2名 腎障害・腎不全の診断・治療、透析管理、高血圧診療全般の知識・技能の取得 1名 1~3年
市立吹田市民病院
神経内科 神経内科 1名 神経変性疾患・脳血管障害全般の高度医療の取得 1名 1~3年
市立堺病院
腎代謝免疫
内科
内分泌・
代謝内科
2名 内分泌・代謝疾患全般の高度医療の取得 1名 3年
市立伊丹病院
老年内科 老年内科 2名 老年診療の基礎技術、高齢者の救急診療、高血圧診療全般の知識・技能の取得 1名 1~3年
東大阪市立総合病院
内科・
循環器内科・
総合内科
内分泌・代謝内科、
循環器内科、
総合内科
4名 内分泌・代謝疾患全般の高度医療の取得
循環器疾患全般の高度医療の取得
1名 3年
住友病院
腎臓・
高血圧内科
腎臓内科、
高血圧内科
2名 腎障害・腎不全の診断・治療、透析管理、高血圧診療全般の知識・技能の取得 1名 3年
桜橋渡辺病院
循環器内科 循環器内科 2名 循環器疾患全般の高度医療の取得、特にカテーテルインターベンション技術の取得 1名 3年
阪和第一泉北病院
内科 老年内科 2名 老年診療の応用、PEG・末期医療の管理、介護・福祉の実際 3名 1~3年
阪和第二泉北病院
内科 老年内科 3名 老年診療の応用、PEG・末期医療の管理、介護・福祉との連携知識の取得 3名 1~3年
大阪府立急性期・総合医療センター
総合内科 総合内科 1名 救急・総合内科・感染症内科 1名 2~3年
星ヶ丘医療センター
呼吸器/
総合内科
総合内科 1名 救急・総合内科・呼吸器内科 1名 2~3年
八尾徳州会総合病院
総合内科 総合内科 1名 救急・総合内科・外傷処置 2名 2~3年
市立池田病院
総合内科 総合内科 1名 救急・総合内科 1名 2~3年

養成(受入)人数、期間については、適宜調整可能。

(3)コースの実績

後期研修では3年程度の老年病の専門研修、もしくは総合診療の研修を受けられる。また、高いプレゼンテーション能力を身に付けるべく、複数回の全国総会での学会発表を指導している。高齢者の総合内科として、CGA(高齢者総合機能評価)、認知症、サルコぺニア、老年循環、老年代謝、高齢者遺伝子解析、後方支援など、多方面にわたり、臨床・研究を指導。また、総合診療的研究として、統計学的手法を用いた疫学的研究の支援を行っている。子育てを行う女性には柔軟に対応し、博士号や認定医を取得してもらっている。

(4)コースの指導状況

大阪大学医学部附属病院では、臓器にとらわれない豊富な疾患群と年間1000件以上の超音波検査を指導医と共に担当する。当コースには初期臨床研修医に対するEPOC指導医を設けており、認定内科医をスムーズに受験できるように指導しているが、後期臨床研修医に対しても同様に指導し認定内科医の取得を支援する。学会発表については一連の流れを指導医のもとで経験し、複数回の発表を行う。また、市中病院総合内科との合同カンファレンスや他講座との抄読会などが自由に参加でき、総合内科として診療科を超えた勉強会を行っている。また関連病院では、循環器内科、腎臓内科、内分泌・代謝内科、神経内科などのスペシャリストとして、あるいは総合診療科のようなジェネラリストとしての研修を選択することが可能であり、各種専門医資格の必要要件を整える。

(5)専門医の取得等
日本内科学会
資格名 認定内科医
資格要件 教育病院での研修3年以上
学会の連携等の概要 大阪大学および関連施設は内科学会認定教育施設であり、老年内科という分野は様々な臓器に疾患を持った患者群を扱うことから症例が豊富である。
日本内科学会
資格名 総合内科専門医
資格要件 認定内科医取得後3年以上の研修
学会の連携等の概要 大阪大学および関連施設は内科学会認定教育施設であり、老年内科という分野は様々な臓器に疾患を持った患者群を扱うことから症例が豊富である。
日本老年医学会
資格名 老年病専門医
資格要件 認定内科医取得後3年以上の研修
学会の連携等の概要 大阪大学および関連施設は日本老年病医学会認定教育施設である。
日本認知症学会
資格名 認知症専門医
資格要件 認定内科医取得後3年以上の研修かつ、老年病専門医などの取得
学会の連携等の概要 大阪大学および関連施設は日本認知症学会認定教育施設である。
日本高血圧学会
資格名 高血圧専門医
資格要件 認定内科医取得後3年以上の研修
学会の連携等の概要 大阪大学および関連施設は日本高血圧学会認定教育施設であり、二次性高血圧など多彩な症例が豊富である。
日本糖尿病学会
資格名 糖尿病専門医
資格要件 認定内科医取得後3年以上の研修
学会の連携等の概要 大阪大学および東大阪市立総合病院などは日本糖尿病学会認定教育関連施設である。
日本循環器病学会
資格名 循環器専門医
資格要件 認定内科医取得後3年以上の研修
学会の連携等の概要 大阪大学および桜橋渡辺病院などは日本循環器学会認定教育認定施設である。
日本腎臓学会
資格名 腎臓専門医
資格要件 認定内科医取得後3年以上の研修
学会の連携等の概要 大阪大学および住友病院などは日本腎臓学会認定教育施設である。
日本透析医学会
資格名 透析専門医
資格要件 認定内科医取得かつ、認定施設での5年以上の研修
学会の連携等の概要 大阪大学および住友病院は日本透析医学会認定教育施設である。
日本病院総合診療医学会
資格名 日本病院総合診療医学会認定医
資格要件 総合診療の経験を3年以上有する
学会の連携等の概要 大阪大学は日本病院総合診療医学会認定教育施設である。
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