肝胆膵 はじめに



 大阪大学消化器外科の中で、肝胆膵・移植グループでは、主に肝胆膵領域がんの診療、並びに肝移植、膵臓移植を担当しております。これらの診療を行う上で、当グループは肝胆膵外科高度技能修練施設(A認定、http://www.jshbps.jp/home.html)であるとともに、肝移植(脳死肝移植、生体部分肝移植)、膵移植(脳死膵移植)の認定施設(http://www.jotnw.or.jp/)でもあります。
まず、がん治療では消化器内科や放射線科とCancer Boardを形成し、手術治療を中心に、抗がん化学療法や放射線療法など包括的に治療を進めています。さらに移植医療では、既存の内科治療では救命しえない非代償性肝硬変の患者さんには、脳死肝移植や、生体部分肝移植などを施行し、またI型糖尿病の治療として脳死膵腎同時移植を行っています。
 次に、当グループ全体の手術症例数を示します(図1)。最近では常に年間150例以上行っており、2011年は200例を超えました。そのほとんどが臓器移植やがんに対する肝切除や膵切除といった高難度手術です。さらにその内訳として肝切除、膵切除、および移植手術の年次推移を図に示します(図2、3、4)。
各疾患ごとの治療方針や手術症例数などについては、後述するように、肝臓がん、胆道がん、膵臓がん、肝移植、膵移植と個別にご紹介します。

図1:年間手術症例

図2:肝切除症例

図3:膵切除症例

図4:移植症例

 

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