消化器内科では、消化器疾患の発症や進展のメカニズムの解明や新しい治療法の開発を目指して臨床研究を行っています。これらの研究は、研究方法の妥当性や倫理性が大阪大学附属病院臨床研究倫理審査委員会によって正式に認められたものです。
| 実施期間 |
平成23年5月31日まで |
| 主任研究者 |
考藤達哉 |
| 研究目的 |
消化器癌患者における抗腫瘍免疫細胞の機能低下の機序、免疫抑制細胞の誘導の機序を解明する。また癌免疫監視機構の制御による新たな癌免疫治療法の確立を目指す。 |
| 対象 |
消化器癌患者(肝細胞癌、胃癌、大腸癌、膵臓癌各30例) |
| 実施期間 |
平成20年5月23日〜平成23年12月31日 |
| 主任研究者 |
考藤達哉 |
| 研究目的 |
C型慢性肝炎患者における免疫細胞頻度、機能とペグインターフェロン・リバビリン併用療法の治療効果との関連性を明らかにし、免疫細胞評価を用いた治療効果予測、効果改善のための応用方法の確立を目指す。 |
| 対象 |
HCVジェノタイプ1型かつ高ウイルス量で、ペグインターフェロン・リバビリン併用療法を受けるC型慢性肝炎患者(100例) |
| 実施期間 |
平成20年2月14日〜平成22年12月31日 |
| 主任研究者 |
飯島英樹 |
| 研究目的 |
炎症性腸疾患患者におけるGRAILなどの免疫寛容分子およびIgG糖鎖異常の発現を解析し、疾患発症、増悪に対する関与を明らかにすることを目的とする。 |
| 対象 |
炎症性腸疾患患者(潰瘍性大腸炎、クローン病各30例) |
| 実施期間 |
平成24年12月31日まで |
| 主任研究者 |
巽 智秀 |
| 研究目的 |
肝細胞癌に対する経カテーテル動脈塞栓術(TAE)、ラジオ波凝固療法(RFA)時における生体での免疫反応の評価を行う。具体的には可溶性MICA/Bの定量をELISAで行うこと、癌抗原由来ペプチドに対するT細胞反応をELISPOT法にて評価することを予定している。 |
| 対象 |
治療を受ける20歳以上の肝細胞癌患者(80例) |
| 実施期間 |
平成21年9月30日まで |
| 主任研究者 |
辻井正彦 |
| 研究目的 |
非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAID)とCOX2選択的阻害剤の小腸粘膜障害の程度について比較検討し、血液バイオマーカーによりCOX2選択的阻害剤の薬理的な有用性を評価する。 |
| 対象 |
関節リウマチ患者のうち、NSAIDを3ヶ月以上内服しているもの |
| 実施期間 |
平成23年12月31日まで |
| 主任研究者 |
飯島英樹 |
| 研究目的 |
消化管内視鏡検査により代表的抗原取り込み組織であるパイエル板組織について電子顕微鏡や免疫染色などにより解析し、さらにパイエル板内に寄生する細菌群を遺伝子解析を含めた手法により詳細に解析し、病態との関連について明らかにする。 |
| 対象 |
大腸内視鏡を受ける患者50名 |
| 実施期間 |
平成23年12月31日まで |
| 主任研究者 |
飯島英樹 |
| 研究目的 |
炎症性腸疾患患者の血清を採取し、サイトカイン、ケモカイン、接着分子の発現を網羅的に解析し、治療反応性との相関を解析する |
| 対象 |
炎症性腸疾患患者(潰瘍性大腸炎、クローン病各100例) |
| 実施期間 |
平成22年12月31日まで |
| 主任研究者 |
飯島英樹 |
| 研究目的 |
炎症性腸疾患患者の血清を採取し、免疫寛容関連分子の発現定量および糖蛋白の糖鎖解析を行い、新たな診断マーカーを探索する。 |
| 対象 |
炎症性腸疾患患者(潰瘍性大腸炎、クローン病 計200例) |
| 実施期間 |
平成23年12月31日まで |
| 主任研究者 |
考藤達哉 |
| 研究目的 |
B型およびC型慢性肝疾患患者の免疫細胞の頻度、機能を解析し、肝病変の進展や肝発癌に関与する免疫細胞や機能関連分子を同定する。 |
| 対象 |
B型肝炎、C型肝炎患者(各90例) |
| 実施期間 |
平成24年6月30日まで |
| 本学主任研究者 |
木曽 真一(班主任研究者 鹿児島大学 坪内博仁教授) |
| 研究目的 |
厚生労働省科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班 劇症肝炎分科の班研究として大阪大学を含めた29施設において各施設で治療群を選択するregistry形式でおこなうパイロット試験である。本研究は、劇症化すれば極めて予後不良であるHBVキャリアの急性増悪による重症肝炎を対象として、劇症化予防における早期免疫抑制療法(ステロイドパルス療法)の有効性を明らかにすることを目的とする。 |
| 対象 |
下記項目を満たす肝性脳症(II度以上)を認めない重症肝炎
- 成因:HBV無症候性キャリアないし慢性肝炎の急性増悪例
- 肝性脳症I度以下(1972年 犬山分類)
- PT 60%以下
症例数 全国で100例 |
| 実施期間 |
〜平成29年12月31日 |
| 主任研究者 |
平松直樹 |
| 研究目的 |
肝癌に対する各治療前後の血清や肝組織、免疫細胞を採取し、ウイルス量や肝機能、宿主免疫反応を長期的に比較検討することにより、各治療法の有効性を評価し、各々の病態に最適な治療法を明らかにする。 |
| 対象 |
肝癌患者500例 |
| 実施期間 |
〜平成29年12月31日 |
| 主任研究者 |
平松直樹 |
| 研究目的 |
C型慢性肝疾患に対する治療前後の血清や肝組織、免疫細胞を採取し、ウイルス量や肝機能、宿主免疫反応を長期的に比較検討することにより、各治療法の有効性を客観的に評価し、各々の病態に最も適した治療法を明確にする。 |
| 対象 |
C型慢性肝疾患患者1000例 |
| 実施期間 |
〜平成30年12月31日 |
| 主任研究者 |
平松直樹 |
| 研究目的 |
B型慢性肝疾患に対する治療前後の血清や肝組織、免疫細胞を採取し、ウイルス量や肝機能、宿主免疫反応を長期的に比較検討することにより、各治療法の有効性を客観的に評価し、各々の病態に最も適した治療法を明確にする。 |
| 対象 |
B型肝炎ウイルス感染症例500例 |
| 実施期間 |
平成26年5月31日まで |
| 主任研究者 |
竹原徹郎 |
| 研究目的 |
C型肝炎に対する根治的な治療法はインターフェロンを基盤とした抗ウイルス治療である。しかし、抗ウイルス治療によるウイルス排除例からも、低率ながら肝がんが発生する。ウイルス排除後の肝発がんの分子機序の一端を明らかにするために、C型肝炎に対してインターフェロン治療を行いウイルス排除が得られた患者さんの肝生検組織を用いて、遺伝子発現パターンの網羅的な解析等を行い、非発がん群に対して発がん群を特徴づける変化を同定する。 |
| 対象 |
C型肝炎に対するインターフェロン治療著効例
(発癌例20例および非発癌例20例) |