ホーム > 学生・研修医のみなさまへ > 大阪大学消化器内科研修医募集
大阪大学消化器内科では、医学部卒業後の2年間の臨床研修を含め内科専門医取得のため、さらには消化器内科専門医などのスペシャリティー分野の専門医取得のための教育プログラムを用意しています。消化器内科は阪大附属病院東11階の消化器内科病棟50床を中心に年間約700名の患者様の加療を行っています(表1)。その内訳は肝腫瘍、C型慢性肝炎等の肝疾患、大腸ポリープや早期胃がん等の内視鏡治療、クローン病、消化器癌の化学療法等の治療件数が多く、食道静脈癌、消化管間葉系腫瘍、偽膜性腸炎、劇症肝炎、ウイルソン病、Budd Chiari症候群、肝カルチノイドなどの治療も行っています。
消化器内科における研修では、研修医は卒後6〜7年の臨床経験を持つ主治医からマンツーマンで指導を受けながら担当医として患者の診療に当たり、診療現場で主治医から直接実践的な指導を受けることが出来ます。さらに5名の指導医と、1名の病棟医長が担当医・主治医の指導に当たり、診療および指導体制に万全を期しています。平成19年度に消化器内科が担当した主な検査・治療は、腹部超音波検査や内視鏡検査などの一般的な検査に加え内視鏡的緊急止血術、食道狭窄バルーン拡張術、内視鏡的総胆管結石除去術など消化器領域全般にわたり、幅広い診療を行っています(表2,3)。
さらに放射線科にては肝動脈塞栓術、バルーン閉塞下経静脈性逆行性胃静脈瘤塞栓術、経皮経肝静脈癌塞栓術なども放射線科と協力して行っています。研修医は主治医と共にこれらの検査・治療に参加し一般的な治療手技のみならず消化器内科特有の検査手技についても主治医や指導医から指導を受ける事が出来ます。また標準的な医療に加え、消化器外科と共同で生体部分肝移植療法を行っています。その他にも、C型慢性肝炎に対する新しいインターフェロンおよび抗ウイルス剤、B型慢性肝炎に対する新しい抗ウイルス剤、消化管間葉系腫瘍に対する分子標的療法、進行膵癌に対する放射線化学療法、炎症性腸疾患に対する分子標的療法、潰瘍性大腸炎に対する免疫抑制療法などの臨床試験を行っており、先進的な医療の開発についてもその一端を経験することが出来ます。診療方針の決定や最新の知識を習得するためのカンファレンスや回診は(表4)の予定で行なわれており、消化器内科のカンファレンスで充分な検討を行った上で、消化器外科や放射線科との合同カンファレンスも定期的に行なっています。関連科と連携のとれたチーム医療を実践しているため、疾患をベースに診療科の壁を越えた総合的な治療方針の決定過程を学んで頂くことが可能です。
表1 消化器内科疾患別外来患者数
平成19年4月―平成20年3月(患者延べ人数) |
表2 消化器内科疾患別入院患者数
平成20年4月―平成21月3月 (患者延べ人数) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成20年4月―平成21年3月(患者延べ人数) |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | RFA 上部・下部内視鏡 腹部超音波 |
上部・下部内視鏡 消化管EUS 腹部超音波 |
RFA 上部・下部内視鏡 腹部超音波 |
上部・下部内視鏡 消化管EUS 腹部超音波 |
上部・下部内視鏡 腹部超音波 |
| 午後 | RFA 消化管EUS |
下部内視鏡 ESD・ERCP 腹部超音波 |
RFA ESD・下部内視鏡 腹部超音波 腹腔鏡 |
下部内視鏡 ESD・ERCP |
胆膵EUS |
ERCP:内視鏡的逆行性胆管膵管造影
| 月 | 水 | 木 | 金 |
|---|---|---|---|
| 科長回診 運営委員会 病棟連絡会 症例検討会 |
合同カンファ | グループ回診 | |
| 内視鏡検討会 ESD病理検討会(月1回) HCCカンファ 移植検討会(月1回) 劇症肝炎ワーキング(月1回) |
食道癌カンファ | 消化器内科/ 消化器外科合同検討会 (消化管・膵疾患) |

