大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究

 
研究課題 悪性胆道疾患の診断精度に関する後方視的検討
実施期間 2021年3月31日まで
研究機関 大阪大学 消化器内科学、消化器外科学
主任研究者 竹原 徹郎 (大阪大学消化器内科学・教授)
研究目的 胆道癌の唯一の根治的治療は外科切除ですが、5年生存率は全体で約20%、手術症例でも40%程度と報告され、癌種別では膵癌に次いで予後不良と言われています。その予後改善には、良悪性の鑑別や手術の可否を明確にするためのより正確な診断能が求められます。本研究では胆道癌や胆道癌が疑われる症例における臨床、画像、病理学的な特徴を調査し、良性または悪性症例におけるそれぞれの特徴や、術前診断における問題点について明らかにすることを目的としています。
対象 大阪大学において2010年4月1日から2017年3月31日までの期間に、胆道狭窄や胆道腫瘍などの所見から悪性胆道疾患が疑われた患者さんを対象としています。
研究方法 大阪大学医学部附属病院の電子カルテより、IDや生年月日など個人を特定できる項目を除いて収集します。病歴(現病歴・併存疾患・既往歴・家族歴・嗜好歴)、画像所見(CT、MRI、EUS、ERCP、FDG-PETなど)、血液所見(CEA、CA19-9、IgG4など)、病理所見、減黄の有無、最終診断名、精査後臨床経過についてデータを収集します。また手術症例では術前Stage(胆道癌取り扱い規約第6版)、術式・手術所見、手術検体の病理所見、最終診断名、術後転帰(再発の有無、再発形式など)を収集します。収集したデータを用いて胆道癌診断に有用な因子、術前診断の精度などを検討します。
利用する者の範囲 大阪大学において集積したデータを利用、解析します。
試料・情報の管理について
責任を有する者の
氏名または名称
大阪大学消化器内科学 重川 稔(助教)
プライバシーの
保護
プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。試料・情報が当該研究に用いられることについて、患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には、研究対象にしませんので、下記の連絡先までお申し出ください。ご自身のデータを使ってほしくないとお考えの場合は、2017年8月31日までに下記にご連絡ください。
本研究に関する
問い合わせ先
大阪大学消化器内科学 重川 稔(助教)
連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621)