
HGFを用いた遺伝子治療あるいは核酸医薬による治療は、まだ確立した(保険適応になっている)治療法ではありません。臨床研究という形で協力していただくことになります。臨床研究は、新しい薬あるいは治療法に関して、その安全性と有効性を確認する試験です。もちろん動物実験においては、効果が認められており、安全性も問題ないと考えてますが、つきつめれば動物と人間は違います。動物実験で得られたデータがそのまま、人間にあてはまるかどうか100%の保証はないのです。人間においてもやはりその効果があることを確認するのが臨床研究あるいは臨床試験です。効果及び安全性が確認された後、一般的な治療法として確立することになります。
費用につきましては、保険でまかなわれる部分については従来通り、保険診療となります。保険でカバーできない部分(遺伝子や核酸医薬を作る費用など)は我々が負担します。従って、患者さんに特別な経済的負担がかかることはありません。