設備・機器一覧
臨床研究プロジェクト
■Cell Processing Center (CPC)
未来医療センターCPCは最新の設備を有し4つの細胞調整ユニットをもちGMP基準に準拠した組織・細胞の調整を行うことができる。
1次ガウニングユニットで無塵衣を着用した後はデガウニングユニットまですべて1方通行となりクロスコンタミネーションを許さない。
各細胞調整ユニット内の清浄度はクラス10,000であり、各ユニット内に置かれたバイオハザードキャビネットの中はクラス100を保持する。このような極めてクリーンな環境の中で組織・細胞の調整から保存・出荷まで行うことができる。

■セルプロセッシングアイソレータ
アイソレータ内を閉鎖系にし、過酸化水素で除染することにより、クラス100での無菌操作が可能となるシステムである。閉鎖系のアイソレータ内に細胞観察用顕微鏡や遠心分離器が内蔵されているため、大規模なクリーンルームを必要とすることなく、細胞培養、観察が無菌環境下で行うことができる。

セルプロセッシングアイソレータ
■幹細胞自動培養装置『ゆりかご』
“ゆりかご”は煩雑な 細胞培養→培地交換→細胞の継代→回収 の一連の作業を安全かつ自動的に行うことができ、細胞は培養開始から培養終了(細胞回収)まで、一体化した培養ディッシュ・チューブセット内に隔離され、感染の恐れがない閉鎖系での安全な培養が可能となる。

ゆりかご
■感染症検査室
CPCやアイソレータで培養した移植用細胞や、試験物の安全性を確認するための検査室。無菌試験、エンドトキシン検査、マイコプラズマ否定試験などを実施する。

感染症検査室
前臨床研究プロジェクト
■共同研究室
当センターでは最新研究機器を用いた細胞治療をもちいた再生医療のための基礎研究がすでに行われています。
■研究機器一覧
共同研究室において利用される最新研究機器の一覧です。
- フローサイトメーター

- FACS Canto II
- BD社
- 細胞の解析に使用
- リアルタイム定量PCRシステム

- 7900HT
- ABI社
- 遺伝子発現解析等に使用
- 生死細胞オートアナライザー

- Vi-CELL
- ベックマン・コールター社
- 画像解析技術を用いて細胞数、細胞の生存率を全自動で測定する装置
- セルソーター

- FACS Aria
- BD社
- 細胞を個々に判別し、選り分けて回収する装置
- 共焦点レーザー顕微鏡

- FV1000
- OLYMPUS社
- 高解像度のイメージと三次元情報の再構築が可能な顕微鏡
- オールインワン蛍光顕微鏡

- BZ-9000
- キーエンス社
- 細胞などの高機能イメージング顕微鏡
- 走査型電子顕微鏡

- VE-8800
- キーエンス社
- 物質表面の3次元観察が可能な走査型電子顕微鏡
- クロマトグラフィーシステム

- AKTAexplorer 10S
- GEヘルスケア社
- 生体高分子等の分離・解析装置
- Elispot アッセイ自動検査システム

- カールツァイス社
- Elispot アッセイを画像解析する装置
- マルチモードプレートリーダー

- TriStar LB941
- ベルトールド社
- 発光、蛍光、吸光度が1台で測定可能なプレートリーダー
- ルミノイメージアナライザー

- FAS-1000
- 東洋紡社
- 微弱発光撮影装置
■信頼性保証試験施設
再生医療や細胞治療で用いられる試験物については、良性腫瘍を含む、腫瘍形成及びがん化の可能性について、適切な動物モデル等を利用した試験方法で検討することが必須である。当センターでは、試験物の安全性を信頼性保証レベルで評価するための実施体制を整備し、免疫不全動物を用いるin vivo試験と足場非依存性増殖能を確かめる軟寒天コロニー形成試験法試験を実施している。

■iPS細胞臨床研究センター
幹細胞研究の活性化に伴い、iPS細胞を用いた研究に対する学内外のニーズも当センターに数多く寄せられており、これらニーズに応えるべく、2009年度よりiPS細胞研究の拠点を当センターに設置し、iPS細胞研究の実施と学内外研究者のサポートを行なっている。
- ・ 当センター内に、iPS細胞専用実験室とヒトES細胞専用実験室(予定)の2室確保
- ・ 遺伝子組み換え実験実施施設(P2)としての要件を満たすための設備を完備
- ・ 京都大学iPS細研究所と密接な連携
- ・ ES細胞、iPS細胞の培養に関する相談、講習会の開催
