大阪大学・呼吸器内科(8研)
大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫アレルギー内科学
Dept. of Respiratory Medicine, Allergy and Rheumatic Disease, Graduate School of Medicine, Osaka University.
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呼吸器内科外来
大阪大学医学部附属病院での診療紹介
大阪大学医学部付属病院の唯一の診療科であり、呼吸器・免疫アレルギー内科学よりスタッフが出向し、講座と連携して診療にあたっています。
対象疾患はあらゆる呼吸器疾患に及びますが、肺癌、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性気道感染症、間質性肺炎が主要な診療対象となっています。入院診療において、感染制御部の医師が参加することにより、さらなる診療の充実に務めています。
---外来 (内科専門外来東)---
月曜〜金曜 午前: 紹介の初診・再診の患者の診療
午後: 再診患者の診療、外来化学療法
病棟 (東7階病棟)
常時約20〜25名の入院患者を、病棟シニアライター(教官):1名とジュニアライター(卒後5-8年):4名が 指導を行っています。研修医は現在3、4名です。
主な疾患は肺癌と間質性肺炎です。
当科は呼吸器外科、放射線科胸部グループとの合同カンファレンスを毎週開いており、 手術可能肺癌症例や外科的生検の必要な間質性肺炎症例、肺移植の適応と考えられる 慢性呼吸不全症例については、このカンファレンスで阪大病院呼吸器グループとしての統一した 治療方針を決定しています。
また、当科は下記の認定を受けています。
日本内科学会教育指定施設
日本呼吸器学会認定施設
日本呼吸器内視鏡学会(旧気管支鏡学会)認定施設。
先進医療について
現在当科では、従来の抗癌剤や放射線治療が効かなくなった胸腺癌・胸腺腫患者を対象として先進的ワクチン療法を試みています(肺がんは、現在休止中)。すなわち、WT−1という白血病関連タンパクが胸腺癌・胸腺腫においても強く発現されていることが明らかとなり、このタンパクの一部であるWT−1ペプチドを投与して肺癌に対する免疫能を誘導する臨床試験を行っています。
気管支鏡検査
■精密な検査を行うために、独自の工夫を行っています
肺野末梢病変の診断のためには、病変部位に到達して生検を行います。その手法の一つが気管支鏡です。しかし気管支鏡で標的に到達するためにはいくつもの分岐を正確に選択して進む必要があり、その正確性は診断率を左右します。
どのように分岐を選択するかを予測してプランを立てるため、気管支鏡検査の前にはCTを撮影して解析を行います。現在世界中の先進的な施設では仮想気管支鏡ナビゲーション(VBN)システムが導入され、この目的で使用されています。ただ、画像解析技術の進歩にも関わらず、VBNは肉眼であればCT上で確認できる気管支の一部しか利用することができません。
そこで当院では、スイッチオブリーク法という独自の手法でCTの解析を行っています。スイッチオブリーク法は原理上、VBNの性能に依存しません。そのカギとなっているのは「気管支の輪切り・縦切りに相当するオブリーク断面」という、これまでほとんど注目されてこなかった角度のCT断面です。
スイッチオブリーク法では肉眼で確認できる気管支を全て利用することができるので、VBNより精密な解析を行うことが(原理上)可能です。当院の検討では、VBNと比較してその1.5倍も深くまで気管支を解析することができました。さらにスイッチオブリーク法は単なる気管支の分岐情報にとどまらない多彩な情報を得ることが可能です。
スイッチオブリーク法は、さらに下記のようなメリットがあります。
患者さんにとって
  • 解析に用いるCTは通常のCTです。特別なシステムは不要ですので、患者さんのお金の負担が増えたり、被爆量が変化することはありません。
  • 精密なプランニングにより、診断率の向上が期待されます。
検査を行う医師にとって
  • スイッチオブリーク法を行うシステムとして、当院ではAquariusNET(Teraricon社)を用いています。AquariusNETを導入している施設では、追加の費用は不要です。ただし、一部バージョンではスイッチオブリーク法が行えないことがあるようです。
  • 解析に必要な時間は1症例あたり平均3.5分と短時間です。
  • 従来のVBNでは不可能である、多彩な情報を得ることができます。CT上肉眼で確認できる様々な構造物について、気管支を基準とした位置関係を把握し、気管支鏡検査に利用することが可能です。(標的病変はもちろん、気管支・肺動脈・リンパ節・ブラ・胸膜など。)
■スイッチオブリーク法の普及に努めています
スイッチオブリーク法は高度な最新技術というものではなく「ちょっとした工夫」に過ぎませんが、そうであるからこそ広くご活用いただけるのではないかと思っています。これまで学会口演などで発表の機会をいただいた際にはおおむね好評で、良い反響をいただいております。
私達はスイッチオブリーク法をさらにブラッシュアップして高い診断率を目指すとともに、さまざまな施設でご利用いただけるよう努めたいと考えています。
大阪大学呼吸器免疫アレルギー内科学
三宅 浩太郎
病棟スケジュール
午前 午後
CTガイド下生検
呼吸器内科・外科・放射線科合同症例検討会
X線透視下気管支鏡生検 、
東7階病棟の新入院患者紹介、
呼吸器内科・外科合同リサーチミーティング(第4月曜)
気管支鏡検査
CTガイド下生検 X線透視下気管支鏡生検
気管支鏡検査 科長回診、症例検討会、抄読会
その他、勉強会あり。
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