大阪大学・浜松医科大学・金沢大学・千葉大学・福井大学 連携融合事業  
センターの目的センター長のごあいさつ部門紹介活動・セミナー「こどもの発育相談」について情報集





  「活動歴 セミナー 啓発活動 研究連絡会」
「新聞発表」
「連携活動」

 活動歴 セミナー 啓発活動 研究連絡会
演 題
講師 (敬称略)
開催日
開催場所
 平成24年度
障害のある大学生の修学支援について:大阪大学の事例から 松原 崇 2013/3/21
大阪大学
広汎性発達障害児童(5−7歳)の認知機能および脳機能結合の特性 菊知 充 2013/3/11
大阪大学
子どものCBT:フレンズプログラム 松本有貴 2012/11/8
大阪大学
自閉症の理解と治療に向けて 北澤 茂 2012/11/1
大阪大学
わかってほしい自分たちのことを−発達障害児を誰が理解するのか、できるのか― 長尾圭造 2012/10/18
堺市
実践に活かす認知行動療法入門 伊藤絵美 2012/9/27
大阪大学
園でできる発達障害児支援−子どもの『できた!』を育てるために― 辰巳愛香 2012/8/31
堺市
チャネル遺伝子異常に伴う発達障害 大守伊織 2012/7/19
大阪大学
『みんなちがってみんないい』を実現するには 亀山静子 2012/7/18
池田市民文化会館
 平成23年度
発達障害をもつ子どもの養育者への支援:ペアレントトレーニング、問題解決トレーニング等 各トレーニングの有効性について 奥野裕子 2012/3/31
大阪大学
発達障がい、児童期への対応 杉山登志郎 2012/3/16
池田市役所
広汎性発達障害児へのソーシャルスキルトレーニング 山本知加 2012/3/12
大阪大学
精神科医療のあやしい魅力について 木下直俊 2012/1/30
大阪大学
ワーキングメモリの個人差とその脳内機構 苧阪満里子 2011/12/8
大阪大学
ミトコンドリアタンパクTRAP1の機能解析 高村明孝 2011/11/28
大阪大学
“気になる子ども”への対応の仕方 毛利育子 2011/10/25
堺市
千葉大学子どものこころの発達研究センターで目指す認知行動療法士の養成 清水栄司 2011/10/13
大阪大学
子どもの睡眠について 谷池雅子 2011/9/29
池田市保健福祉総合センター
発達障害の理解と支援〜ペアレント・トレーニングを通して見えてきたこと 奥野裕子 2011/8/31
堺市役所
児童虐待が脳に及ぼす影響−脳科学と子どもの発達,行動 友田明美 2011/4/14
大阪大学
 平成22年度
発達障がいから学ぶ子どものこころの理解と対応 大久保真喜子 2011/3/6
池田市保健福祉総合センター
子育てほっとセミナー「親としての自分らしさ、子どもらしさを引き出す子育て」 酒井佐枝子 2011/2/15
堺市南図書館
p53ファミリー分子p73の神経細胞・幹細胞維持機構の解明  藤谷昌司 2011/2/8
大阪大学
性暴力への治療と支援について 「男性サバイバーの治療からみる少年への対応」 山口修喜 2010/12/18
大阪大学
学習障害を学ぼう 「学習障害:アセスメントを中心に」 バーンズ亀山静子 2010/11/30
大阪大学
学習障害を学ぼう 「学習障害:概論」 バーンズ亀山静子 2010/11/29
大阪大学
性暴力への治療と支援について 「性問題行動のある子どもの治療教育のとりくみ」 浅野恭子 2010/11/13
大阪大学
母親教室「てんかんと思春期の関連について」 下野九理子 2010/11/10
池田市保健福祉総合センター
堺市教育課題研修 「初任者・発展研修」 毛利育子、酒井佐枝子 2010/10/19
堺市教育文化センター
性暴力への治療と支援について 「性暴力への治療教育論」  藤岡淳子 2010/10/16
大阪大学
性暴力への治療と支援について 「性的虐待を受けた子どもへの治療〜共有感覚・共通言語をもつために〜  海野千畝子 2010/10/9
大阪大学
音韻獲得と構音障害ー音韻理論による解析  上田功 2010/9/27
大阪大学
堺専門職向け研修会 乳幼児期のけいれん 下野九理子  
堺市市役所
時間割引の脳機構  田中沙織 2010/7/8
大阪大学
高機能自閉症、アスペルガー症候群を理解するためにー日々の支援から本人への告知まで 吉田友子 2010/6/20
中之島センター
DIR-Floortime モデルによる自閉症の療育プログラム  廣瀬宏之 2010/6/13
中之島センター
親子関係の行動評定 −親の行動から− 近藤  清美 2010/3/29
大阪大学
アメリカに学ぼう 発達障害児の支援のあり方 バーンズ亀山静子
中西真理子
2010/3/18
堺市民会館
広汎性発達障害,アスペルガー症候群を理解するために バーンズ亀山静子 
中西真理子
2010/3/18
中之島センター
発達障害へのソーシャルスキルトレーニング−基礎から実践まで−  岡田 智 2010/3/6
ドーンセンター
胎仔・新生仔への後天的ストレスによるGABAシステム変調が脳の発達異常を招来する  福田敦夫 2010/1/28
大阪大学
知的障がい・波多津障がい児/者に役立つ性教育 野坂祐子 2010/1/25
池田市市センター
知能検査の実際(その2) 内田 裕之 2010/1/14
大阪大学
知覚的空想からみた自閉症児のコミュニケーション 村上 靖彦 2009/11/16
大阪大学
中脳辺縁ドーパミン系の行動機能について 中原大一郎 2009/10/5
大阪大学
知能検査の実際(その1) 内田 裕之 2009/9/8
大阪大学
ロボット工学からみる赤ちゃんの発達過程 浅田 稔 2009/3/10
大阪大学
精神疾患を理解するための分子生物学的アプローチの一例    -DISC1の機能解析を中心にした取り組み-」 片山泰一 2009/3/9
大阪大学
うつ状態とサーカディアンリズムの分子的相関 早田 敦子 2009/1/29
大阪大学
子どもの療育と養育者の支援の実際:導入から展開の仕方−幼児期〜小学校低学年編− 服巻 智子 2008/12/17
大阪中之島センター
子どもの療育と養育者の支援の実際:導入から展開の仕方−小学校高学年〜中学校編− 服巻 智子 2008/12/17
大阪中之島センター
発達障害児における母子間の相互関係の障害について〜関係性の障害への治療的関わりについて〜 渡邊 久子 2008/11/30
大阪国際交流センター
乳幼児期の海馬の形成異常による側頭葉てんかんの増悪化 村松 里衣子  2008/10/30
大阪大学
乳幼児が示すコミュニケーション:自他の類似性理解から他者の心的理解へ 實藤 和佳子 2008/10/22
大阪大学
バウムテスト〜基礎から実践まで〜 福永 知子 2008/10/16
大阪大学
神経ペプチドPACAP:精神障害の新しい遺伝子−行動パスウェイ 橋本 均 2008/8/7
大阪大学
臍帯血を用いた出生コホート研究−自閉症早期診断法確立をめざす新たな試み 土屋賢治 2008/3/13
大阪大学
発達障がいってなんやろう? 「軽度発達障害の理解と対応」 田中康雄  2008/3/9
堺市綜合福祉会館
PETによるヒト脳の機能解析 小児から成人まで 畑澤 順 2008/2/28
大阪大学
これからの発達障害支援:家族のサポート、エンパワーメントを主とするRDI(Relationship Development Intervention)について 白木孝一 2008/2/10
大阪中之島センター
Topics in treatment of higher functioning autism John M. Dougherty 2008/1/30
大阪大学
RNAiを利用したfly/mouse二段階スクリーニングによる自閉症遺伝子の探索 小泉惠太 2008/1/24
大阪大学
非行の臨床心理学 藤岡淳子 2008/1/22
大阪大学
ABA(Applied Behavior Analysis)の原理と日本における実践 井上雅彦 2007/12/23
大阪大学
発達障害児を対象とした臨床動作法の理論と実践 井村修 2007/12/17
大阪大学
アセチルコリン、ドーパミン系によるやる気と報酬予測、眼球運動制御について 小林康 2007/11/16
大阪大学
子どものこころの発達研究センター 設立シンポジウム
  記念講演 「発達障害者支援法の理念と今後の問題」
   衆議院議員・発達障害者の支援を考える議員
   連盟事務局長
      福島 豊
基調講演
  「子どものこころは今:
   子どものこころの問題の解決に向けて」
   あいち小児保健医療総合センター心療部長
      杉山 登志郎
記念シンポジウム
  「子どものこころの”今”と、子どものこころを育む社会のあり方を考える」
  ニキ リンコ (翻訳家)
  谷池 雅子(子どものこころの発達研究センター・特任教授)
  辻井 正次
(子どものこころの発達研究センター・客員教授、中京大学教授) 
  2006/7/15
大阪国際会議場


 「新聞発表」
 「連携活動」
堺市・大阪大学発達障害児支援研究
 受託事業
 平成17年4月に施行された発達障害者支援法には、第3条に地方公共団体の責務として「発達障害の早期発見」「発達障害児に対する就学前の発達支援、学校における発達支援、地域における生活等に関する支援及び発達障害者の家族に対する支援」のための必要な措置を講ずることが求められています。
 ただし、発達障害については、その障害特性が現場で十分に理解されていないことや、人材不足のため、その発見や適切な対応が遅れがちになっており、発達障害児の早期発見・早期療育や支援のシステムの構築が必要であると考えられます。
 平成19年1月より平成22年3月までの『堺市・大阪大学発達障害児支援研究』では、以下のような支援研究を行い、平成22年度からは、その成果を受け、下記の理念のもと、活動しております。
 活動の理念
 ・早期発見と高度に専門的な早期療育の提供
 ・学校教員、保健師、保育士等の支援職に対する研修活動、一般市民向けシンポジウム
 ・養育者への相談窓口の整備
 ・生涯を通じての一貫性のある支援プログラムの作成
 4・5歳児発達相談
 発達に障害を持つ子どもを早期に発見することは往々にして難しく、4・5歳頃になって、ようやく特徴的な障害が発見しやすくなると言われています。特に、就学後に問題となることが多い注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害、広汎性発達障害などの発達障害に関しては、より早い時期から、周囲からの理解や適切な配慮を得ることで、いじめや不登校等の二次的な問題の予防的な対処ができるとも言われています。
 私たちは、発達障害児をできるだけ早く発見し、養育者を支援し、就学につなげるシステムを堺市の実情にあった形で構築する研究を平成20年から続けてきました。その成果を受けて、平成22年4月から、堺市では、就学前の年中児(4歳児クラス)を対象として、「4・5歳児発達事業」を実施しています。気になるお子さんについては養育者にペアレントトレーニングを紹介し、病院受診を進めることなどを行っております。また、就学後の生活がスムーズにスタートできるよう、学校の先生に知っておいていただきたいお子さんの特性について、レポートを作成し、養育者にお渡しております。

   4・5相のチラシ ;( )
 年度別の主な活動
平成19年度
 ・大阪大学・堺市 「発達障害児支援研究事業」 発足記念シンポジウム( )
 ・障害を持った子どもの保護者に対するニーズ調査を行いました。
    平成20年4月24日 木原敬介堺市長に報告書とそれに基づく提言書を提出しました。
 ・第1回 堺市発達障害児支援研究セミナーを開催。
    「発達障害の早期発見を考える」平成19年8月31日 堺市役所
 ・堺市発達障害者支援センター開所記念 /堺市・大阪大学発達障害児支援研究 講演会
 ・堺市の発達障害診療に関する懇談会 平成20年3月29日 堺市役所

平成20年度
 ・5月より、堺市堺区で、5歳児発達相談テスト事業を開始。
 ・9月より、5歳児発達相談後のフォローとして、「家族のための学習室」を開始。
 ・堺市の公立保育所に通う子どもの養育者を対象に、「子どもの眠りに関する調査」を行いました。
 ・歯科医師を対象に、「歯科診療の場における発達障害児(者)への対応の現状や、これに関するニーズ調査」を行いました 。( )
 ・第2回堺市発達障害児支援研究セミナーを開催。
    「『発達障害の気付きと対応』についてともに学び、考えよう」
    平成20年8月18日 ( )
 ・第1回心理士勉強会を開催。
    平成20年10月4日 堺市民会館「発達障害の診断における心理士の役割」
    大阪府立精神医療センター松心園 心理士 小林一恵 先生
 ・堺市・大阪大学発達障害児支援研究・堺市発達障害者支援センター共催
    「発達障害ってなんやろう?」平成21年1月25日 堺市総合福祉会館( )

平成21年度
 ・平成20年度に引き続き、5歳児発達相談、および「家族のための学習室」養育者勉強会を行いました。
 ・第2回心理士勉強会を開催しました。
    「発達障害の基礎と家族への支援」 平成21年4月11日 市立堺病院
    講師 大阪府こころの健康総合センター 医師 亀岡智美先生
 ・第3回堺市発達障害児支援研究セミナーを開催。
    「発達障害児の療育と就学への連携」平成21年8月17日
 ・堺市・大阪大学発達障害児支援研究共催で講演会を開催。
    「もっと知りたい発達障害」平成21年9月13日( )
 ・「堺市発達障害児支援研究事業」報告会を開催。  平成22年3月17日 堺市民会館
    1.「堺市発達障害児支援研究事業報告 〜5歳児発達相談を中心に〜」
      大阪大学子どものこころの分子統御機構研究センター 特任助教 加藤久美
    2.「子どもの育ちを支える環境 〜子ども虐待予防に向けて〜」  
     大阪大学大学院連合小児発達学研究科 講師 酒井佐枝子
 ・堺市・大阪大学発達障害児支援研究共催で講演会を開催。平成22年3月22日
    「アメリカに学ぼう 発達障害児の支援のあり方」( )
 ・平成22年3月19日
    竹山修身 堺市長に報告書「平成18年度〜平成21年度 堺市・大阪大学発達障害児支援研究事業  最終報告書」とそれに基づく提言書を提出しました。

平成22年度
 ・専門職向け研修会(保育士、幼稚園教諭、保健師等対象)を開催。
    「乳幼児期のけいれん」平成22年8月25日 堺市役所
    大阪大学大学院連合小児発達学研究科 助教 下野 九理子
 ・教育センター主催:学校・幼稚園教員対象の研修会に講師を派遣。平成22年10月19日
 ・「広汎性発達障害の特性と対応」 
    大阪大学大学院連合小児発達学研究科 准教授 毛利 育子
 ・「子どもの行動特徴をアセスメントツールから読み解く」 同 講師 酒井 佐枝子
 ・市民向け講演会を開催。平成23年2月15日
    「親としての自分らしさ、子どもらしさを引き出す子育て」
    大阪大学大学院連合小児発達学研究科 講師 酒井 佐枝子
 ・養育者勉強会を開催。
    発達相談を受けられた保護者を対象に、「家族のための学習会」ペアレントトレーニング[短縮版;4回]を実施。

平成23年度
 ・専門職向け研修会(保育士、幼稚園教諭、保健師等対象)を開催。平成23年8月31日
    「発達障害の理解と支援〜ペアレント・トレーニングを通して見えてきたこと」
    大阪大学大学院連合小児発達学研究科付属
       子どものこころの分子統御機構研究センター 奥野裕子
 ・専門職向け研修会(保育士、幼稚園教諭、保健師等対象)を開催。平成23年10月25日
    「“気になる子ども”への対応の仕方について」
   大阪大学大学院連合小児発達学研究科 毛利育子
 ・養育者勉強会を引き続き開催。
   発達相談を受けられた保護者を対象に、「家族のための学習会」ペアレントトレーニング[短縮版;4回]を年5回実施し、また本学習会に参加された保護者対象に、フォローアップの会を実施しました。

平成24年度
 ・専門職向け研修会(保育士、幼稚園教諭、保健師等対象)に講師を派遣。平成24年8月31日
   「園でできる発達障害児支援−子どもの『できた!』を育てるために―」
   大阪大学大学院連合小児発達学研究科付属 子どものこころの分子統御機構研究センター 辰巳愛香
 ・学校及び関係機関等対象の研修会に講師を紹介。 平成24年10月18日
   「わかってほしい自分たちのことを−発達障害児を誰が理解するのか、できるのか―」
   長尾こころのクリニック院長 医師 長 尾 圭 造 先生
 ・養育者勉強会を引き続き開催しました。
   発達相談を受けられた保護者を対象に、「家族のための学習会」ペアレントトレーニング[短縮版;4回]を年5回実施し、またフォローアップの会を、本学習会に参加された保護者対象に年3回実施しました。


池田市発達障がい児支援研究
 受託事業
 平成17年4月に施行された「発達障がい者支援法」では、第3条に地方公共団体は、『発達障がいの早期発見・早期療育、および学校・地域での発達支援、家族に対する支援』のために必要な措置を講ずることが求められています。
 ただし、発達障がいに関しては、障がい特性への理解が十分に得られにくいこと、また現場で専門的な知識や技術を有する人材が不足している等のため、その発見や適切な対応が遅れがちになっています。そこで、発達障がい児の早期発見・早期療育やそれらを適切に繋げていく支援システムの構築が緊急の課題であると考えられます。
 活動の理念
 ・発達障がい児の支援システムの構築における課題分析や手法等の提案
 ・保育士、幼稚園教諭、学校教職員、保健師等の支援職に対する研修活動
 ・一般市民向け講演会
 ・養育者、支援職への相談窓口の整備
 ・生涯を通じて一貫性のある支援システムの構築、ツールの開発
 いけだつながりシート「Ikeda_s」
 個々に適した一貫した支援や関わりをすることが重要であることは広く知られています。特に発達に障がいのある方において、一貫して適切な支援を受けられることは、二次障がいを予防するためにも非常に重要であると言われています。一方で、就園、就学時などにスムーズな引き継ぎをし、それまでの支援を新しい環境で活かすことの難しさは、多くの機関が抱える課題となっています。加えて、所属集団が変わるたび等に子どものことについて改めて説明しなければいけない養育者の負担が大きいという現実もあります。

 養育者、あるいはいけだつながりシート「Ikeda_s」を利用するご本人の負担を軽減すること、養育者やご本人と保健・医療・福祉・教育などの担当者が、成長・発達に関する情報を共有し、生涯にわたって継続的で一貫した支援を受けられるようにすることを目的として、池田市で共通して使用するいけだつながりシート「Ikeda_s」を導入することとなりました。このいけだつながりシート「Ikeda_s」は、ご本人の成長・発達の記録としても活用することができ、池田市民であれば誰でも使用することができます。私たちは、いけだつながりシート「Ikeda_s」を軸として、科学的視点や支援者としての立場から、また発達支援システム構築の観点から全面的に支援しております。
Gaze(ゲイズ) Finder(ファインダー)
(自閉症スペクトラム障がいのある子どもへの早期支援のための「気づき」・診断補助手法)
 発達障がいに関する研究が進み、近年、発達障がいのある子どもは、約10%とも言われています。自閉症スペクトラム障がい(ASD)は、3歳までに顕在化する発達障がいの1つで、人とのやりとりやコミュニケーションをスムーズに行うことが極めて困難であったり、こだわりや独特な興味関心がある等の特性がみられます。そのため、発見が遅れた場合、社会生活において大きな支障をきたす可能性が高まります。しかし、早期に発見し、早期に療育することにより、本人はもちろんのこと、家族をはじめとする周囲の人が、より充実した人生を歩めることが知られています。
早期(3歳未満)に発見するためには、すべての乳幼児への医師による診察が望まれる一方で、乳幼児の数に対して専門医の数が著しく少ないのが現状です。そのため、経験に依存せず、簡便に測定できる診断補助装置の開発、および客観的指標の確立が望まれています。しかしながら現時点でASDの客観的診断指標はありません。このことが「気づき」の遅れの一因となり、早期に適切な支援が受けられなかったために生じる、二次障がいにつながると考えられています。ASDの簡便かつ客観的なスクリーニング法の開発とエビデンスの収集は喫緊の課題です。
ASDのある子どもは、定型発達の子どもと比べて、注目する場所が異なることは広く知られています。Gaze Finderでは、この注視点の違いにより、ASDの疑いがある子どものスクリーニングが可能となります(ADHD、LDのスクリーニング技術については、現在開発中です)。Gaze Finderは、大人の膝に座った状態で、わずかな時間画面を見ることで施行できるため、1歳児においても実施が可能となります。前述の通り、ASDのある子どもの早期発見、早期療育の必要性は周知の事実であり、Gaze Finderでのスクリーニングを行うことで、個々の子どもへの適切な療育の早期開始を実現することが可能となります。このことは、子ども自身の二次障がいを予防するだけではなく、子育てに悩む可能性がある養育者の精神的負担の軽減にもつながると考えられます。
池田市では、ASDのある子どもの早期発見、早期療育を目的として、Gaze Finderの導入を目指しており、私たちは、Gaze Finderでのスクリーニングに終わらず、その後の支援システム構築も含め、科学的視点や支援者としての立場から全面的に支援しております。
 年度別の主な活動
平成21年度
 ・保育課主催:障がい児保育担当保育士等を対象とした障がい児保育分科会
    9月18日 11月17日 池田市内の保育園
 ・池田市手をつなぐ親の会主催
    「思春期以降の本人支援 〜親亡き後を考える〜」 講師:平山哲先生
    平成21年9月26日 池田市保健福祉総合センター
 ・保育課主催
    「保育所障がい児保育の現状と今後の課題」 講師:永井利三郎先生 11月12日 池田市役所
 ・市民向け講演会
    「知的障がい・発達障がい児/者に役立つ性教育について」講師:野坂祐子先生
    1月25日 池田市保健福祉総合センター
 ・池田市手をつなぐ親の会のグループディスカッションに講師を派遣。 1月25日 池田市保健福祉総合センター

平成22年度
 ・保育課主催:障がい児保育担当保育士等を対象とした障がい児保育分科会(計2回)
    9月10日、11月18日池田市内のこども園、保育所、池田市保健福祉総合センタ
 ・保育課主催
    「発達障がいの理解と支援 〜ペアレント・トレーニングを通して見えてきたこと〜」 
    講師:奥野裕子  11月2日 池田市保健福祉総合センター
 ・池田市手をつなぐ親の会主催:養育者を対象とした講演会に講師を派遣。
    11月10日 池田市保健福祉総合センター
 ・専門職向け研修会(民生委員・児童委員対象)を開催。
    「発達障がいから学ぶ 〜子どものこころの理解と対応〜」 講師:大久保真喜子先生
    3月5日 池田市保健福祉総合センター

平成23年度
 ・保育課主催:障がい児保育担当保育士等を対象とした障がい児保育分科会(計2回)
    7月14日、3月6日 池田市内の保育所
 ・保育課主催
    「子どもの睡眠について」講師:谷池雅子先生 9月29日 池田市保健福祉総合センター
 ・池田市手をつなぐ親の会主催
    「こころに作用するお薬の話」 講師:片山泰一先生 1月24日 池田市保健福祉総合センター
 ・専門職向け研修会(保育士、幼稚園教諭、小・中学校教職員対象)を開催。
    「発達障がい、発達凸凹 学童期の問題と対応」講師:杉山登志郎先生
    3月16日 池田市役所

平成24年度
 ・保育課主催:障がい児保育担当保育士等を対象とした障がい児保育分科会に講師を派遣
    7月12日 池田市内の保育所
 ・一般市民/専門職向け講演会(養育者、保育所、幼稚園、小・中学校の職員対象)を開催しました。
    「『みんなちがってみんないい』を実現するには」講師:バーンズ 亀山静子先生
    7月18日 池田市民文化会館
 ・池田市手をつなぐ親の会主催
    「こころに作用するお薬の話 2」 講師:片山泰一先生 1月23日 池田市保健福祉総合センター
 ・発達支援課主催:保育士、幼稚園教諭等を対象とした発達障がいの基礎研修会(障がい児保育全体研修会/保育士・幼稚園教諭対象勉強会合同研修会)
    「発達障がいの基礎」講師:小野次朗先生 1月30日 池田市保健福祉総合センター
 
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