文部科学省概算要求事業「死因究明学」の創造と担い手養成プラン(平成26年度〜平成29年度)

暫定版のホームページです。本事業は医学系研究科から平成26年度新規事業として歯学研究科、薬学研究科と共同で要求し採択されました。

 学祖緒方洪庵曰く「人のため、世のため、道のため」、元学長山村総一曰く「地域に生き世界に生きる」大阪大学において、死因究明を担うことは必須のことです。現在、わが国では、法医学を中心として死因究明を専門に担う専門家が少ないことは周知の通りです。言い換えると、この分野が学問的領域としての発展も他の領域に比べ遅れていることも否めません。また、海外に目を向けても人材が極めて少ない状況にあります。

 このプロジェクトでは、旧来の学問体系の垣根を越え、医・歯・薬の3つの研究科が連携し、新たに「死因究明学」という学問領域を立ち上げます。科学的な検討による死因診断ガイドラインを構築するとともに、死因究明医、法歯科医、薬毒物分析専門家等の多角的アカデミアの養成を行うことを目的としています。

 

 修士課程「死因究明学コース」については、「死因診断学科目」と「死亡時(死後)画像診断学科目」を新規科目として設置します。それぞれ、総論、各論、演習から成り立ち、土日に開講し、演習科目は夏期、冬期、春期に実施する予定です。各科目はe-learningを含め、社会人の方々が受講可能なようにしていますが

診断学演習科目2単位60コマについては実地修練となります。死因診断学は死因となりうる傷病の臨床上の最新の状況の理解と各種ツールを用いた死因診断法の修得を目指します。死亡時(死後)画像診断学はCT,MRIをはじめとしてエコー等による読影と検案所見、加える必要がある検査項目等について取得します。法医学教室所属の方、救急医、警察医、在宅医療医の皆様や、死因究明にかかわる職種(歯科医、警察官、科捜研研究員、法曹関係者、行政等)の方、将来これらの職種を目指す方々の入学を期待しております。また、死因究明に特化した科目の履修を目指す方には大学院科目等履修生高度プログラム「死因診断能力の向上と死因究明の攻究」をご用意しました。遠方の方もご検討ください。

        本プロジェクトの歩み

平成24年度 プロジェクト発案

平成25年度 プロジェクト申請と予算案採択

   医学系研究科修士課程「死因究明学コース」設置承認

平成26年4月 1日 プロジェクト開始

平成26年5月17日 キックオフシンポジウム開催

平成26年6月30日〜7月4日 修士課程出願期間

平成26年7月31日、8月1日 修士課程入試

平成27年2月 6日〜13日 科目等履修生募集期間

平成27年4月 1日 「死因究明学コース」開始

平成27年6月15日〜29日 科目等履修生募集期間

東島理事の開会のご挨拶

文科省袖山医学教育課長のご挨拶

大阪大学循環器内科学坂田教授のご講演

パネルディスカッション

平成26年5月17日開催のキックオフシンポジウム