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多発性硬化症に対する新規分子標的治療法の開発

多発性硬化症(MS)は複数の神経症候が再発と寛解を繰り返し、比較的強い障害が残る例が少なくなく、根本的治療法が確立していないのが現状です。私たちは多発性硬化症の治療のための分子標的を見いだしました。実験的自己免疫性脳脊髄炎のマウスを用いて、この分子の機能を抑制することにより、治療効果および予防効果が認められました。製薬企業との連携により、MSの発症および病態形成を制御する分子標的治療薬の開発を目指しています。

・Muramatsu, R., Kubo, T., Mori, M., Nakamura, Y., Fujita, Y., Akutsu, T., Okuno, T., Taniguchi, J., Kumanogoh, A., Yoshida, M., Mochizuki, H., Kuwabara, S. and Yamashita, T. (2011) RGMa modulates T cell responses and is involved in autoimmune encephalomyelitis. Nature Medicine 17, 488-494.

・Tanabe, S. and Yamashita, T. (2014) Repulsive guidance molecule-a is involved in Th17-cell-induced neurodegeneration in autoimmune encephalomyelitis. Cell Rep. 9, 1459-1470.

多発性硬化症に対する新たな治療標的の発見−RGM抗体治療薬が発症および再発を抑制−
出願特許
発明の名称:T細胞活性化阻害剤、これを含有する医薬組成物およびT細胞活性化阻害物質のスクリーニング法
発明者:山下俊英、久保武一
出願日:2009年12月9日(特願2009−279189)
国際出願番号:PCT/JP2010/71965  国際出願日:平成22年(2010年)12月8日

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久保武一氏のこと

  • 平成27-29年度 AMED難治性疾患実用化研究事業 「多発性硬化症に対する新規抗体治療薬の開発」(研究代表者:山下俊英) 平成27年度:9000万円 28年度:9596万円 29年:9587万円         
  • 平成22-24年度 厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患克服研究事業)「多発性硬化症に対する新規分子標的治療法の開発」(研究代表者:山下俊英)
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