網膜色素変性は、視細胞の遺伝子変異により生じる網膜の変
性疾患で、人工網膜など様々な治療法が試みられていますが、
視覚回復は十分ではありません。
神経変性のメカニズムの解明
には、小型魚類であるゼブラフィッシュを用いた研究が近年脚
光を浴びています。
政井先生は、物理学で博士号を取られた後、
網膜をモデルに神経細胞分化と視細胞変性のメカニズムについ
て研究をされておられます。
研究手法としては、ゼブラフィッ
シュを用いて、網膜の発生に異常を示す突然変異体を網羅的に
収集し、これらの突然変異体の原因遺伝子を同定することで、
神経細胞分化や視細胞を含む神経細胞変性のメカニズムの解明
を目指しておられます。
今回の講演では、ゼブラフィッシュ突
然変異体を用いた視細胞変性の研究について講演していただく
とともに、最近取り組んでおられる水晶体の形成メカニズムの
研究についても触れていただきます。
奮ってご参加ください。