高井義美先生は、かの有名なプロテインキナーゼC(PKC)の発見者で、運動や増殖、接着、極性形成などの細胞機能の制御に関わるシグナル伝達機構とそのシグナル伝達のクロストークの機序について研究されています。
具体的には、先生の研究室でみいだされた細胞間接着システム(ネクチン-アファディン系)の解析により、増殖因子受容体やインテグリンと協調した細胞機能の調節を明らかにされ、その役割解析によりがん、神経疾患、心血管病などの病態の解明と新規治療法の開発を目指して精力的に研究を行われております。
私たちヒトのような多細胞生物では多くの種類の細胞が互いに接着して組織や臓器を形成しております。
これらの細胞は、種類によって固有の形態を有しており、その形態に基づいた機能を発現しています。このような細胞の形態形成と機能発現は、細胞と細胞との接着、細胞と細胞外基質との接着および細胞外からのシグナル分子によって制御されており、これら三つの機構は最近では分子レベルまでかなり明らかにされています。
本セミナーでは、これら三つの機構についてご説明いただき、細胞の形態形成と機能発現の機構について、解説いただく予定にしております。
皆様、ふるってご参加下さい。