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医局会

O.C.C.

関西眼科先進医療研究会

第229回 関西眼科先進医療研究会

令和元年9月18日(水) 18:00〜

場所:講義棟2階 B講堂

テーマ

リアルワールドデータを用いた臨床研究

演者:康永 秀生 先生 (東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻臨床疫学・経済学)

紹介文:

近年、「リアルワールドデータ」あるいは「リアルワールドエビデンス」という言葉を耳にすることが多くなりました。医療データの電子化、データベース化が進み、また、観察データであって因果推論を可能とする統計手法の進歩があり、電子カルテや診療報酬レセプト、DPCデータなど研究を目的に収集されていない「生の臨床データ」が研究の対象となってきました。その結果、治験や臨床研究を行うのが難しいテーマにも多くの知見が得られるようになっています。眼科領域ではまだまだこれからの分野ではありますが、今回は我が国のリアルワールドデータ研究の第一人者であられる康永教授をお招きしてリアルワールドデータを用いてどのような研究を行うことができるのか、研究手法と合わせて解説していただきます。今後眼科領域でも期待されるリアルワールドデータの活用に向けて最新の知見をご教授いただくのを楽しみにしております。
(文責:川崎 良)

抄録:

リアルワールドデータ(Real World Data)とは、日常の臨床現場で記録され蓄積されている患者データの総称である。リアルワールドデータには、(i)疾患特異的レジストリー(がん登録、外科学会NCDなど)、(ii)保険データベース(全国レセプトデータ(NDB)やDPCデータベースなど)、(iii)電子カルテデータベース、などが含まれる。全国規模のリアルワールドデータを活用した質の高い臨床研究や疫学研究が急増している。
本講演では、リアルワールドデータを用いた臨床研究のデザイン、観察データにおける応用統計法について解説する。また、外科系・内科系各領域や救急・集中治療領域におけるリアルワールドデータを用いた研究の実例を紹介しつつ、眼科領域のおけるリアルワールドデータ研究の可能性について探求する。さらに、新規の疾患特異的レジストリーの構築について自験例を紹介する。

バックナンバー

過去に開催された関西眼科先進医療研究会の内容をご覧いただけます。

関西眼科先進医療研究会について

昨今の眼科医療状況を考えますと、疾患構造の大きな変化、高度先進医療技術を応用した診断機器の進歩、医療面でも屈折矯正手術から網膜下手術まで幅広い治療手段が身近に行えるようになってまいりました。

そこで、これらの先進的な眼科医療をさらに深く掘り下げて、その「基礎及び臨床研修」に先鞭をつけていくと同時に、眼科先進医療の知識を広く啓蒙することによって、地域医療の活性化ひいては会社への厚生及び福祉に貢献することを目的として、「関西眼科先進医療研究会」を平成7年1月に発足いたしました。

本研究会は、この目的に沿って「学術講演会」のほか「研修会・小セミナー」等を大学内のカンファレンス室等で実施しております。

なお、運営は会費をもって当たり、現在法人会員は40社、個人会員は160名が参加されています。趣旨にご賛同いただき入会をご希望の場合は、06-6879-3459までFAXにてご連絡下さい。研究会のご案内等を送らせていただきます。

ご多忙とは存じますが、より多くの方のご参加をお待ち申し上げております。

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