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医局会

O.C.C.

関西眼科先進医療研究会

第228回 関西眼科先進医療研究会

令和元年6月5日(水) 18:00〜

場所:最先端イノベーションセンター 1階マルチメディアホール

テーマ

角膜上皮未分化細胞の特徴と眼表面再建の現状

演者:山上 聡 先生 (日本大学医学部 視覚科学系 眼科学分野 主任教授)

紹介文:

角膜上皮細胞は輪部に存在する幹細胞が分裂して上皮細胞が絶えず角膜中央部に供給することで恒常性が保たれています。すなわち培養細胞を用いた眼表面再建を目的とした上皮再生医療を行うためには上皮幹細胞の理解が重要です。山上先生は金沢大学医学部をご卒業後、東京大学医学部眼科学教室へ入局され、自治医科大学、ハーバード大学スケペンス眼研究所、東京大学、東京女子医科大学を経て2016年からは日本大学視覚科学系眼科学分野主任教授を務められています。山上先生は浮遊培養用のコーティングされていない培養皿で未分化細胞の採取が可能である事、増殖因子を変えることで異なった性質の細胞が採取されることを明らかにされるなど、上皮未分化細胞や眼表面再建術に大変精通されており、今回のご講演で最新の知見をご教授いただくのを楽しみにしております。
(文責:大家 義則)

抄録:

角膜上皮細胞は眼表面の平滑性と透明性を維持する重要な細胞で、様々な方法で組織幹細胞の採取が試みられてきた。我々は偶然に細胞培養には通常使用されない浮遊培養用のコーティングされていない培養皿で未分化細胞の採取が可能であることを見いだした。また増殖因子を変えることで違った性質の細胞が採取されることも明らかとなったので、重層扁平上皮に共通する性質などにも触れながら概要を述べる。最近再生医療はその高い安全性を担保することを目的に規制がかなり厳しくなっており、関東地区では再生医療の技術を用いた眼表面再建を行う施設はなくなった。こういった現状を踏まえて現在我々の施設で行っている眼表面再建に関する臨床と基礎実験について紹介する。

バックナンバー

過去に開催された関西眼科先進医療研究会の内容をご覧いただけます。

関西眼科先進医療研究会について

昨今の眼科医療状況を考えますと、疾患構造の大きな変化、高度先進医療技術を応用した診断機器の進歩、医療面でも屈折矯正手術から網膜下手術まで幅広い治療手段が身近に行えるようになってまいりました。

そこで、これらの先進的な眼科医療をさらに深く掘り下げて、その「基礎及び臨床研修」に先鞭をつけていくと同時に、眼科先進医療の知識を広く啓蒙することによって、地域医療の活性化ひいては会社への厚生及び福祉に貢献することを目的として、「関西眼科先進医療研究会」を平成7年1月に発足いたしました。

本研究会は、この目的に沿って「学術講演会」のほか「研修会・小セミナー」等を大学内のカンファレンス室等で実施しております。

なお、運営は会費をもって当たり、現在法人会員は40社、個人会員は160名が参加されています。趣旨にご賛同いただき入会をご希望の場合は、06-6879-3459までFAXにてご連絡下さい。研究会のご案内等を送らせていただきます。

ご多忙とは存じますが、より多くの方のご参加をお待ち申し上げております。

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