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教授挨拶

学術集会会頭

第118回日本小児科学会学術集会を主催するにあたって

 第118回日本小児科学会学術集会を、平成27年4月17日(金)~19日(日)に大阪国際会議場およびリーガロイヤルホテル大阪で開催いたします。日本の小児科学分野における最大の学会を担当させていただくのは、身に余る光栄と会員の皆様に感謝申し上げるとともに、小児科学の発展に貢献できるよう全力を尽くしたいと考えております。近畿地区の代表といたしまして、地域と連携し、また、阪大小児科同窓会とも協力して、本学術集会を運営させていただきます。

 日本小児科学会の歴史は古く、明治29年(1896年)12月3日に第1回総会が開かれたということです。この後、日本小児科学会は大きく発展し、現在の会員数は21,000名を超え、学術集会への参加者も、昨年には6,000名を超えました。第118回学術集会も、この輝かしい日本小児科学会の歴史の一つとして、皆様の記憶に刻まれることを願っています。

 今回のテーマは「小児医療は未来をひらく」です。小児医療は、未来の世界を担う子どもたちを救うことを本分としておりますところから、小児医療こそ真の意味の未来医療であると考え、本テーマに決めさせていただきました。内容的にも、高い学術レベルを示すことは当然のこととして、特に子どもたちに明るい未来が届けられるために、今、検討しておかなければならない課題を幅広く取り上げました。

 プログラムにつきましては、プログラム委員および日本小児科学会分科会等からご意見をいただき、企画いたしました。特別講演は、京都大学の山中伸弥教授ならびに大阪大学の平野俊夫総長にお願いしております。この他、会頭講演、7つの招待講演、23の教育講演、シンポジウム(総合9および分野別10)、国際シンポジウム、2つの多職種シンポジウム、2つの特別企画、10の実践セミナー、市民公開講座(於:大阪駅前コングレコンベンションセンター)などを企画しております。

 申し上げるまでもなく、学術集会の重要な柱は一般演題です。お蔭さまで、1150を超える演題を登録していただきました。時間的な制約から一般演題セッション(口演、ポスター)が同時進行になっておりますことにご理解いただければ幸いです。分野別セッションのみならず、今回、査読者の評価が高かった演題を高得点演題として分野横断的に発表していただきますようにいたしましたので、ぜひ、ご自分の専門分野外の演題発表も聞いていただければと思います。

 今回の学術集会の特色はいろいろありますが、Asian Society for Pediatric Research (ASPR) 2015とほぼ同時期に開催することがあげられます。ASPR2015は、京都大学の平家教授が会頭をされ、アジア各国からの参加が期待されます。2014年にバンクーバーで行われたASPR のアメリカ小児科学会(PAS)との合同学会は私が担当させていただきました。その時、心から感じましたが、アジアは活気があり、今後さらに発展して、世界をリードする研究および医療を生みだしていく地域として、世界中が期待しているということです。今後さらに世界に向けて情報発信するために、日本の学会においても、英語での発表が必要となります。今回、新たな試みとして、日本語での発表のセッション以外にも、JPS/ASPR/PAS合同セッションとして英語での口演プログラム(3テーマ)およびJPS/ASPR合同ポスター発表(16日の夕方)のセッションを設けました。招待者を含めて、海外からも多数の参加者がありますので、ぜひ積極的に、国際交流を行なっていただきたく存じます。

 小児科医および小児に関わる医療従事者の使命は、わが国の小児科学と小児医療・保健を発展させることと考えます。優れた医療は優れた研究によって裏打ちされます。第117回日本小児科学会学術集会も大変魅力的な会であり、たくさんの参加者がありました。ぜひ、今年の第118回学術集会にも多くの方に御参加いただき、本学術集会を通じて、小児医療に貢献し、子どもたちに明るい未来を届けることを願っております。

 

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