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教授挨拶

研究内容: 1)人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いた小児難治性疾患の病態解明
 私たちは高い臨床力と豊富な患者数を背景に、小児難病ヒトiPS細胞を数多く樹立しています。iPS細胞の樹立・維持・分化誘導に関する高い技術基盤に、人工ヌクレアーゼ(TALEN)を用いたゲノム改変技術を組み合わせ、さらに臨床情報からのフィードバックを重層することで、‘最先端の基礎研究’と‘臨床の最前線’をつなぐことを目指しています。
 とくに「ダウン症候群の病態メカニズムの解明」をメインテーマにすえ、その本質を理解することを通して診断・治療法の開発を目指しています。また骨系統疾患や悪性腫瘍などもターゲットとし、多様な研究課題に意欲的に取り組んでいます。

 現在、大学院生を募集中です。すでに他大学の医学部出身者はもちろん、医学部以外の卒業生(医学修士課程)の方も多く在籍し、やりがいのある研究生活を行っています。卒業まで丁寧かつ親身に面倒を見ることを確約しますので、医学研究に興味のある方、知的好奇心の強い方はぜひ気楽に話を聞きに来て下さい。

 この研究テーマは科学技術振興機構さきがけ「iPS細胞と生命機能」領域に採択されました。(http://www.ips-s.jst.go.jp/j/sakigake3/saki_02.html

2)新生児低酸素性虚血性脳症(HIE)におけるプロスタグランジン(PG)の役割解析と新規脳保護療法の開発
 これまでの研究により、HIE モデル動物においてPGD2 がDP1 受容体を介して脳保護作用を示すこと、リポカリン型PGD 合成酵素(L-PGDS)は低酸素虚血受傷後の早期のニューロンに発現して保護的役割を演じていることを明らかにしました。さらにPG 受容体は血管内皮細胞への作用を介して脳保護(EP2-4)あるいは脳毒性(EP1)作用を発揮することも分かってきました(Taniguchi et.al., J.Neurosci. (2007), Neurosci. Lett. (2007, 2011))。


 以上の結果をもとに「プロスタグランジン受容体作動薬の臨床応用の検討」「脳血管内皮細胞を治療のターゲットにした治療効果の検討」の両面から効果的なHIE 治療法の開発を検討しています。

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