小児ビタミンD欠乏症研究会とは

 近年北米において、ビタミンD欠乏症の増加が指摘されております。我が国におきましても日本小児内分泌学会等でビタミンD欠乏性くる病の報告が散見され、決して稀な疾患ではないと考えられます。しかしながら、現在まで全国的な症例の把握はなされておらず、原因の解明とその対策には至っていないのが現状です。さらに、我が国においてはビタミンD欠乏の直接的な指標である血清25位水酸化ビタミンD(25OHD)測定の保険適応が認められておらず、診断に苦慮する症例が多数存在していると考えられます。

そこで我が国におけるビタミンD欠乏症の実態を詳細に把握し、その診断、治療、予防を行う上で必要な環境を整備することを目的として小児ビタミンD欠乏症研究会を発足させました。