アクセス情報

大阪大学 心臓血管外科
〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2-15
TEL  :  06-6879-3154
FAX  :  06-6879-3163

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最寄駅
大阪モノレール阪大病院前
駐車場  あり
受付時間 8:30~11:30
予約がある場合は午後も受付
面会時間(一般病棟)
12:00~19:00

先進治療

重症心不全

補助人工心臓(LVAS)

末期的な重症心不全の患者さんにおいて、最大限の内科的・外科的な治療を行っても心機能が改善しない場合、心臓移植が考慮されます。しかし、とくに日本においては心臓移植のための提供臓器が極端に不足しており、ほとんどの患者さんが、心臓移植が必要と判断されてから心臓移植を受けられるまでに2~3年間待機しなければなりません。多くの患者さんは、心臓移植が必要と判断された時点ですでに自分の心臓では生命を維持できないほど心臓の状態が悪化しており、生命を維持する方法として補助人工心臓の装着が必要になります。補助人工心臓とは、自分の心臓の働きを一部かたがわりする人工のポンプで、心臓から直接血液を吸引して、ポンプの力で血液を大動脈に送り出します。これにより正常の心臓と同等量の血液を全身に送ることができるようになります。当院では、1992年に日本で始めて、Toyobo型の補助人工心臓をつけた患者さんを米国に飛行機で送り、無事心臓移植をうけて頂くことに成功しました。以降150人以上の患者さんに補助人工心臓の装着を行い、日本でもっとも経験の多い施設の一つとなっています。また、患者さんのQOL(生活の質)を考慮し、海外で開発された埋め込み型の補助人工心臓を初期より積極的に導入し、長期に及ぶ移植待機期間中、多くの患者さんで人工心臓をつけたまま退院して自宅で過ごしていただくことにも成功しています。最近では、定常流ポンプといって、回転式のモーターを利用した小型の人工心臓が開発され、2010年春より保険使用が可能となりました。これらの新型の人工心臓は、合併症が少ない上に患者さんの生活上の制限も少なく、人工心臓を装着したまま職場に復帰される患者さんもいらっしゃいます。このような人工心臓の進歩により、日本における心臓移植の臓器不足の問題が解決される日が来るかも知れません。また当院では、これらの補助人工心臓装着患者さんの自己心機能を経時的に評価し、一部の患者さんでその心機能が有意に改善することを見出し、機械から離脱して長期に生存しうる患者さんがいることがわかりました。この“心機能回復への橋渡し(bridge to recovery)”は心不全の進展を制御する研究テーマにもつながるテーマであり、当院では積極的に研究を進めています。

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第1世代:体外設置型

第1世代:拍動流式(植込み型):現在は使用されていません。
  • HeartMate I
  • Novacor
第2世代:定常流式
  • Jarvik 2000
  • EVAHEART
  • HeartMate II
第3世代:磁気浮上型
  • DuraHeart
  • HeartWare (HVAD)

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阪大病院におけるLVAS装着

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LVAS装着後の生存率

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LVAD装着患者さんの生活

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