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海外留学記
学会レポート
 
   

27th European Association of Nuclear Medicine

Gothenburg, Sweden,

October 18-22, 2014

持田郁子
(大学院博士課程)

スウェーデン王国のヨーテボリ(Gotenberg)で10月18日から開催されたEANM’14-27th Annual Congress of the European Association of Nuclear Medicineに初めて参加させていただきました。スウェーデンの中でストックホルムに次いで2番目に大きい都市(人口52万人)とのことで、大阪(人口880万人)のような位置づけだそうです。学会はSNMに比べてややこじんまりとしていましたが、参加者の民族的な顔ぶれは多彩で、女性も多い印象でした。連日10時半からのセッションは大会場が2つのみで、皆がそこに集まるように仕組まれており、初めて、立ち見ならぬ床に座って聴講する機会となりました。機器展示場を通らないと大会場と小会場の行き来ができないこともあり機器展示場も大盛況、2022年の世界核医学会を京都に招致する日本核医学会のブースもいつも賑わっていました。阪大からは畑澤教授を隊長に、渡部先生の口演と渡辺先生、松永先生、礒橋先生と持田のポスター発表を行ってきました。口演は大成功でしたが、ポスターセッションは30分間で、隣の先生から質問されるくらいでやや残念な感がありました。発表されていたトレーサーは本当に多様で、PETよりSPECTの発表も多かった様に思います。またPET-MRIの高分解能のすばらしい画像も見ましたが、実際に臨床使用となると、MRIの撮影・読影技術も求められ、今までとはまた違ったスキルも必要になると感じました。畑澤先生がいつもおっしゃっている「これからは治療だ!アルファ線核種だ!」ということで内用療法のセッションやポスターにも注目してきました。日本では甲状腺機能亢進症や甲状腺がん、悪性リンパ腫や骨転移の疼痛制御のみ適応で、あまり身近でなくても欧米では臨床にて神経内分泌腫瘍や小児の神経芽細胞腫をはじめ多くの疾患に日常的に行われています。勉強しなくてはなりません・・・・・・。

滞在した4日間は曇り時々雨ばかり、晴れることはなかったのですが、カイロを貼っていたのもあり、覚悟していたほど寒くはなかったです。学会場から1Kmほどの街の中心地は、おおよそ東から西に向かってジグザグに川が流れており、水の都:大阪のようです。トラムの便もよく活気があって、至る所にカフェ、薬局、本屋。‘SUSHI’も街角ごとにありました。レンジでチンすればよい冷凍寿司があって、ポットのお湯を注ぐだけで赤だしも出せるので、どの料理屋よりも簡単にガスがなくても開業できるのだそうです。話題のために!と思いましたが残念ながら‘SUSHI’の味見はできておりません。物価は500mlペットボトルの水:約400円、ビール400ml:約1000円、絵本(10ドル、5ポンドと印刷された物):約2400円など。日本で憧れて(洒落ているけど値段がやや高いと常々思っており、現地でぜひ買いたいと)狙っていた北欧小物は実際に街で見つけるのは難しく、日本では厳選された物がそれなりの価格なのだとわかりました。給料水準がどの程度かはわかりませんが、医療費や大学までの学費が無料、老後の心配もいらないため、南方系と思われる大勢の移民を含めた街の人々は穏やかだったのでしょう。夕方5時頃から朝7時過ぎまで真っ暗で夜のよう、しかしテーブルには必ず置いてあるキャンドルがほんのりあたたかく、IKEAでキャンドルがあんなに売っているのも納得でした。彫りが深くて、まつげも手足も長い、金髪の人々の中で過ごしていると、鏡に映る自分の見慣れた扁平な顔に我に返る(笑)こともありました。短い間でしたが、ヨーテボリを頑張ってウロウロし、舗装道路とはまた違う冷たく歩きにくい石畳、小雨そぼ降る・・・で足は棒のよう。なのにホテルの部屋にバスタブはなくシャワーだけ・・・などなど、街の話はまだまだ尽きませんが、最後に写真を添付して終わりたいと思います。 2週間後にせまった我らの核医学総会もきっとうまくいく!!と思いつつ。

 

写真1) ヨーテボリの街並み(奥に学会会場)

写真2) 学会会場入口

写真3,4) 他大学の先生方との懇親会

 

 

 

   
 
 

 

 

       
       
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