阪大皮膚科の基礎研究・臨床研究方針

基礎研究

皮膚の生体リズムの形成機構とその破綻による皮膚の免疫応答の解析○(担当:片山、中村)

A)生物時計を中心に紫外線照射によるケラチノサイト, 肥満細胞、線維芽細胞の生物時計の発現パターン解析と変調リズムを導入した細胞のサイトカイン産生の検討○(担当:片山 大阪難病財団研究費、科研費)

B)上記のパターン確認後接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎のマウスモデルなどを用いてストレスや生体リズム変調時の皮膚のアレルギー、感染、腫瘍免疫の変化を検討する

アレルギー疾患発症の個体差の皮膚、免疫細胞レベルでの検討

A)アトピー性皮膚炎由来ケラチノサイトの皮膚バリアー機能調節分子の解析○(担当:片山、澄川)資生堂(研究費は提供)などとも共同研究を考えています

B)アトピー性皮膚炎由来線維芽細胞のIL4, HISTAMINE, SUBSTANCE P刺激エオタキシン産生の個体差の研究。これはすでにIL4Rの遺伝多形によりGAIN OF FUNCTIONが生じ 高反応性が維持されることが分かっています。今後アトピー素因の皮膚細胞での検討と末梢血リンパ球の個体差、シグナル伝達機構の研究を進める予定です。ヒスタミンレセプターなどの個体差解析も視野に入れております。抗アレルギー剤を持つ企業より研究費を提供して頂いております。○(担当:片山 室田)

皮膚細胞の薬剤耐性の獲得機構の解析とその克服

A)グルココルチコイドレセプターを介するシグナル伝達系の解析○(担当:片山、乾、中島)

B)ビタミンD3レセプターを介するシグナル伝達系の解析

C)上記薬剤の薬理効果の個人差の解析と抗炎症作用の新しいエビデンスの作成○(帝人、藤澤から研究費を頂いております)

臨床研究

白斑のビタミンD3とUV の治療効果の検討○(担当:片山、山口、種村)帝人

抗アレルギー薬に関する臨床研究 ○(担当:片山、乾、室田、中村、澄川)大鵬、アベンテス、田辺、住友、UCB、協和発酵、興和

アトピーの臨床研究

スーパ^ライザーによるアトピー治療の効果
○担当:病棟(SCORAD日皮 VAS 血中ADR, NOR, ACTH, オピオイド)

アトピー素因と脱毛症
○担当:片山、北場(His Mast cell SP 抗アレルギー薬の効果)

アトピー性皮膚炎の自然経過と治療歴           
○担当:鈴木

蕁麻疹の治療の現況解析(IT)           
○担当:片山

アトピーとMetabolic syndrome
○担当:北場

IPDのアトピー性皮膚炎への長期効果の検討

2005年8月
片山一朗