CoMITパンフレット 2025
26/44

25257F0701B-12講座共同研究企業再生医療は、機能不全となった細胞や組織を再生させ、従来の技術では有効な治療法が無かった疾患を治療できる可能性を秘めているが、実用化・産業化に向けて、多くの課題を乗り越える必要があります。本講座では、再生医療のさらなる技術進歩と実用化を目標とし、安定した細胞供給方法の開発と、それに連動した幹細胞を用いた再生治療法の研究を行います。具体的には、間葉系幹細胞や血管内皮幹細胞の細胞培養法の最適化・低コスト化し、得られる細胞・培養液等を用いた網膜および全身疾患への応用法を開発し、その実用化を目指します。大阪大学は、これまでに心不全や重症角膜疾患等に対する世界初の再生治療法を発信してきました。再生ユニットは、さらに多くの疾患に対する再生治療法開発やiPS 細胞を用いた再生治療法開発プロジェクトに加え、生体内幹細胞の活性化による再生を目指す創薬、多領域の再生医療実現化を加速する産業化基盤技術研究プロジェクトなどがあり、再生医療の定着・普及までを目指した構成になっています。崎元 晋寄附講座准教授幹細胞応用医学寄附講座幹細胞応用医学寄附講座ロート製薬㈱研究開発部門最先端医療イノベーションセンター幹細胞の培養・保存に関する研究ならびに幹細胞を用いた新規治療方法の研究開発と製品開発への応用研究再生ユニットRegenerative Medicine Unit

元のページ  ../index.html#26

このブックを見る