CoMITパンフレット 2025
29/44

最先端医療イノベーションセンター286F 0604, 0912BA-21講座共同研究企業神経疾患の原因は未だ特定されていないものが多く、根治的な治療法の開発が待たれている疾患領域の一つです。本共同研究講座では、大阪大学大学院医学系研究科と田辺三菱製薬の研究者がアカデミアと製薬企業それぞれで培った知識や技術を融合させ、様々な神経疾患の病態解析や、その結果に基づいた創薬ターゲットの探索、病態モデル動物を用いた新薬候補物質の有効性評価、および、新薬候補物質の有効性を臨床試験で的確かつ迅速に評価するためのバイオマーカーの探索を、基礎研究から臨床治療へ連続的かつ確度高く繋げられるように行います。人体機能の免疫系と再生系は、従来異なったシステムと考えられ、個別に研究がなされてきました。しかし、障害に対して生体の免疫系と再生系は相互作用しながら、生体の機能維持・回復を行っていることが大阪大学で発見され、免疫と再生を組合せによる新治療技術開発の可能性が生まれました。免疫再生融合ユニットは、免疫系と再生系の研究基盤を融合し、組織損傷の健全な回復を目指す研究プロジェクトを中心に構成されています。山下 俊英教授糸数 隆秀特任教授最先端医療イノベーションセンター分子神経科学創薬神経科学共同研究講座創薬神経科学共同研究講座田辺三菱製薬㈱難病性神経疾患の治療薬開発に向けたトランスレーショナル研究研究開発部門免疫再生融合ユニットImmunity and Regeneration Integration Unit

元のページ  ../index.html#29

このブックを見る