『医療・生命と倫理・社会』 （オンライン版）Vol.10

2011年3月20日刊行

〈目次〉

人体要素を研究資源として利用する際の研究倫理上の諸問題 ･･･ 井上悠輔 (1)
―欧州評議会閣僚委員会2006年勧告とガイドライン―

現象学的看護研究の基礎的考察 ･･･ 家高洋 (23)
―解釈学的人類学を手引きとして―

「映画を通して考える生命倫理」授業に関する報告 ･･･ 浅井篤・牧左希子・福山美季 (47)

卵子ドナーの保護と権利について ･･･ 遠矢和希 (59)
―ニューヨーク州の卵子ドナーへのガイドブックを手がかりに―

フランス社会と遺伝子診断 ･･･ 柿本佳美 (70)

緩和ケアにおける点と線 ･･･ 比嘉陽子・藤本啓子 (79)
―ある末期がん患者のセデーションを巡って―

アメリカの医療者による良心的拒否に関する最近の議論と考察 ･･･ 加藤穣 (95)
―「医療提供者の良心に関する規則」をめぐって―

恵みか災いか？ ･･･ ドミニク・グロース (109)
―「脳工学」による脳神経認知のエンハンスメント―

統合医療の現状と課題 ･･･ 藤守創 (130)
―補完代替医療（CAM）の科学的な検証可能性について―

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