阪大消化器内科入局のご案内・研修制度
医師としてのスタートに夢馳せる時期であるとともに、自らの将来の医師像を考え始めた皆さんに、 大阪大学消化器内科グループに入られた場合の将来についてご説明します。
初期研修
2年間の初期研修は、大阪大学医学部附属病院(阪大病院)または大阪大学関連病院で行います。また、 “たすきがけ”で1年ずつという選択肢もあります。
(阪大病院消化器内科での初期研修に関しては、こちらをご参照下さい。)
後期研修・専門研修
専攻研修は、阪大内科専門プログラムに入り、内科および消化器内科の専門研修を受けます。関連病院で専攻研修を終了後、 阪大病院での1年間の専門研修があります。この阪大病院での専門研修は必須ではありませんが、いろいろな施設から帰ってきた先生方の多くの技術や知識をお互いに学び、また新しい研修医を指導することで、専門研修の総仕上げをしていただく非常に有意義な1年になると考えています。
専門研修終了後
研修終了後は、大学院(消化器内科学)に進学するか、関連病院消化器内科の常勤スタッフとなって臨床を継続するかは、皆さんの自由です。大学院には、阪大病院での専門研修のときから入学は可能ですが、通常は専門研修終了後に入学します。4年間の 大学院は、医師としての人生の中で、最も自分自身の自由な発想で時間が使える貴重な時期であります。恵まれた環境の中で、論理的な思考能力が培われるのもこの時期です。将来、指導的立場になるためには、是非、大学院に進むことをお勧めします。 学位取得の後は、大阪大学で研究(あるいは海外留学)ならびに教育・診療を続けるか、関連病院の臨床スタッフとなるかの選択肢があります。
また、大学院での研究あるいはその後の研究は、基礎研究・臨床研究も大いに歓迎です。 最近では、生体試料を用いた研究や多くの患者さんのデータを用いた多施設共同研究などが進んでいます。大学院に進まず専門研修終了後に関連病院で臨床を続けた場合も、研究成果がまとまれば論文博士制度によって学位を取得することも可能です。
大阪大学消化器内科グループの臨床研修~将来の選択肢 |
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