λ−ベンスジョーンズ型多発性骨髄腫患者尿中にみられたベンスジョーンズ蛋白円柱と思われる円柱。ステルンハイマー染色、200倍。



同じ患者尿中にみられたベンスジョーンズ蛋白円柱と思われる円柱。毛糸を束ねて巻いたような形状が特徴的である。ベンスジョーンズ蛋白であることの証明は抗L鎖抗体を用いた免疫学的染色によらなければならない。ステルンハイマー染色、1000倍。



同じ患者尿中にみられたベンスジョーンズ蛋白円柱と思われる円柱。FITC標識抗ヒトグロブリンIgG/F(ab)2 抗体を用いた蛍光抗体染色像、400倍。



同じ患者尿中にみられた骨髄腫細胞と思われる細胞。ラッセル小体を含むグレープセル様に見える。メイ・ギムザ染色、1000倍。



同じ患者尿中にみられた骨髄腫細胞と思われる細胞。二核の大型の細胞で核周明庭が認められる。メイ・ギムザ染色、1000倍。



同じ患者尿中にみられたFITC標識抗ヒトグロブリンIgG/F(ab)2 抗体を用いた蛍光抗体染色で陽性を示した細胞群。変性グロブリンあるいはL鎖を含む骨髄腫細胞、尿細管上皮細胞あるいはマクロファージと思われる。400倍。


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