肝炎患者の尿中にみられたビリルビン結晶。ビリルビン結晶は茶色の小さい針状結晶で白血球に貪食されていることが多い。無染色、400倍。



ステルンハイマー・マルビン染色を施した尿沈渣中にみられた茶色の針状結晶。染色液中に含まれる色素の結晶(おそらくサフラニンOの結晶)と思われる。これらの結晶はエタノールに溶解する。背景に赤血球を認める。ステルンハイマー・マルビン染色、400倍。



尿pH6.5の膀胱炎患者の尿沈渣にみられた尿酸ナトリウムの結晶。茶褐色針状結晶であるが、10%酢酸に溶解することから上記の類似結晶と鑑別できる。背景には白血球を認める。無染色、400倍。

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