
糖尿病性腎症患者尿中にみられた空胞変性円柱。円柱基質は硝子状で円柱内に空胞変性した細胞のようなもの(おそらく尿細管上皮?)が認められる。ステルンハイマー染色、400倍。

糖尿病性腎症患者尿中にみられた空胞変性円柱。これも円柱基質は顆粒状か蝋様で青く染まる空胞変性した細胞(おそらく尿細管上皮?)が認められる。これらの空胞変性円柱の成因は不明であるが、常に重症のネフローゼ症候群でみられることから脂肪代謝となんらかの関係があるのではと思われる。ステルンハイマー染色、400倍。
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