勉強会の開催報告
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第1回勉強会の開催

平成16年11月6日(土)、市立豊中病院にて第1回勉強会を開催しました。
当日の開催会場の様子を公開します。

−開催テーマ−
「医療機器管理部門の必要性 〜いろいろな立場から〜」

医療機器管理部門の必要性について、看護師、メーカー、臨床工学技士の立場から
講演して頂きました。講演を通じて、医療機器管理部門に何が求められ、何が必要とされるのかを
考える良い機会にとなったのではと思われます。


開催挨拶

 
北摂ME研究会 第1回勉強会の開催にあたり、医療法人 愛仁会 高槻病院の西田裕二氏(当会監査役)より挨拶を頂きました。
講演1 「看護師の立場から」
 市立豊中病院


 看護師の立場からは、市立豊中病院看護部の看護副部長である都呂須正代先生に講演して頂きました。医療機器管理部門の中央管理について、院内の各科病棟毎に感じているメリット・デメリットが報告されました。また、看護師の医療機器に関する知識不足の懸念から看護師に対する医療機器の教育プログラムの必要性が示されました。併せて、看護師から臨床工学技士への要望として、ベッドサイドにおける機器管理の必要性も示されました。
講演2 「メーカーの立場から」
 タイコヘルスケアジャパン株式会社

 メーカーの立場からは、タイコヘルスケアジャパン(株)テクニカルサポートセンターの浅井一男先生に講演して頂きました。臨床工学技士が自ら院内にて保守管理(定期メンテナンス・故障修理)をすることにより安全性/経済性の面においてどれだけ効果が得られているかが報告されました。また、今後、メーカーの立場として、臨床工学技士による院内での保守管理にどのようにサポートするべきかが述べられました。
講演3 「医療機器管理部門の立ち上げから現状まで」
 大阪大学医学部附属病院MEサービス部

 臨床工学技士の立場からは、大阪大学医学部附属病院MEサービス部の総括技官である野口悟司先生に講演して頂きました。阪大の医療機器管理部門であるMEサービス部について、その立ち上げから現在に至るまでの経緯、MEサービス部内の手術部、MEセンターにおける機器管理、医療事故・インシデントと機器管理などについて話をして頂きました。



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