勉強会の開催報告
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第5回勉強会の開催

平成18年3月4日(土)、中外製薬大阪支店(上村ニッセイビル)にて第5回勉強会を開催しました。
当日の開催会場の様子を公開します。

−開催テーマ−
人工呼吸器の管理について

人工呼吸器の管理について、臨床技術からメーカーならびに臨床工学技士による
メンテナンス方法について各方面でご活躍の諸先生方にご講演頂きました。
患者様の生命維持に直結する人工呼吸器の管理について考える良い機会になったのではと思われます。
また、第4回に引続き、病院施設間の情報交換を目的とした病院施設紹介も行いました。


講演1 「人工呼吸器の管理方法1」
〜人工呼吸器に関する臨床技術提供〜
 西神戸医療センター

 西神戸医療センターにおける呼吸管理業務の実際についてご講演頂きました。施設概要から、呼吸管理業務の変遷、保守点検、病棟ラウンド、院内教育、情報共有、マニュアル運用などの臨床工学技士としての取り組みが示されました。また、呼吸療法チームによる積極的な取り組みも紹介され、保守管理業務から臨床業務への更なるステップアップへの多数のヒントを示して頂きました。
講演2(施設紹介) 「松下記念病院」

 松下記念病院の概要、医療機器安全管理室における組織体制、業務内容、業務実績についてご講演頂きました。
講演3 「人工呼吸器の管理方法2」
〜メーカーによるメンテナンス方法〜

 アイ・エム・アイ株式会社

 メーカーの立場から、メンテナンスの必要性が示されたのをはじめに、メーカーによるメンテナンス体制とその現状などについてご講演頂きました。未だ全ての施設において保守管理が確実に行えているとは言えない現状で、今後、医療事故などに対する責任が大きくなることは明白であり、法律を遵守した保守管理体制の確立、医療機器メーカーとの連携が必要になってくることが示されました。
講演4 「人工呼吸器の管理方法3」
〜臨床工学技士によるメンテナンス方法〜
 市立豊中病院

 臨床工学技士の立場から、市立豊中病院における人工呼吸器の使用前点検、病棟での使用中点検、使用後点検の実際についてご講演頂きました。保守管理の実際と併せて、感染対策、点検・修理依頼状況、オーバーホール、看護師教育などの方法についても示して頂きました。



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