オンラインリハビリ
死因第2位の心疾患への切り札なるか。
日本における死因第2位は心疾患。そのうち最も多いのが心不全です。患者数は推定120万人以上で、今後さらなる増加が見込まれています。このような患者さんの心肺機能を改善させるため、通院下での心臓リハビリテーションが行われてきました。ただし、実施率はわずか1割未満。主な理由として、患者さんが高齢であり、継続的な通院が難しいことがあげられます。そこで坂田泰史教授、谷口達典医師(循環器内科学)らの研究グループは、在宅での心臓リハビリテーションを可能とするオンライン管理型医療機器の研究開発を行いました。現在実施している医師主導治験は、リハビリ領域における遠隔医療として国内初の試みとなります。
