認知症
たった3分で認知症を診断!
認知症の急増が世界各国で大きな問題になっています。一方で、近年の研究では早期発見によって認知症を予防できることもわかってきました。武田朱公寄附講座准教授(臨床遺伝子治療学)らが開発したのは、視線の動きを解析することで認知機能を評価する新技術。これまで医師が20~30分かけて問診する必要があった認知機能評価を、2分50秒モニターを眺めるだけで済ませられます。被検者の心理的な負担を減らせることも大きなメリットです。今後は視線の動きをデータとして集積し、人工知能で分析することで、より高精度な診断が可能になると見込まれています。
