2022.04.01 |
松本真司准教授が分子病態生化学教室のPIとなり、研究室の運営を行います。 原田昭和が助教に就任しました。 |
2022.03.31 |
菊池 章は定年退職して、4月1日から大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER)で勤務します。 |
2022.03.30 |
菊池 章教授の最終講義は滞りなく終了いたしました。これまでお世話になりました全ての関係者の方々に、心からお礼を申し上げます。 |
2022.03.10 |
2022年3月29日に菊池章教授の最終講義が行われます。オンラインで配信いたしますので、ご興味のある方は、https://www.cresci-inc.jp/free_form/final_lecture.htmlから事前登録をお願い申し上げます。お申込みいただけますと、申込完了通知メールとともにZoom Webinarのリンクをお知らせいたします。 |
2022.02.10 |
「セミナーご案内」に新しい情報が掲載されました。
2022年2月21日に大阪大学大学院医学系研究科 分子病態生化学 教授 菊池 章先生によるセミナー『Wntシグナル研究を基盤とした新規抗がん剤開発への挑戦』が開催されます(Web配信)。奮ってご参加ください。 |
2021.12.16 |
「研究内容紹介」のページを更新しました。
「Wntシグナルと癌」に「膵癌におけるArl4cを介した新規転移機構の解明と、治療薬としてのArl4cアンチセンス核酸の動態とその効果」、「膵がんと食道がんにおけるDKK1-CKAP4-FOXM1シグナル軸を介した腫瘍増殖促進メカニズムの解析」を追加いたしました。 |
2021.12.08 |
「研究業績」のページを更新しました。 |
2021.09.30 |
大学院生の原田昭和の論文がeLifeに採択されました。私共が新規のがん遺伝子として発見したArl4cは大腸がんや肺がん、肝がん等で悪性化に関わりますが、本論文では、Arl4cが膵がんの悪性化に関与することと、Arl4cを介した転移の新規分子機構を明らかにしました。膵がんは転移する頻度が高いがんですが、周囲に線維性組織(間質)が豊富に存在しています。転移するためには、この間質を壊しながら浸潤する必要があります。これまで、膵がん細胞が浸潤する際に、invadopodia(浸潤突起)が細胞腹側面に形成され、周囲組織を壊すことが示されてきました。しかし、Arl4cを多く発現する膵がん細胞では、invadopodia は認められず、代わりに細胞先導端にinvasive pseudopod(浸潤仮足)が突起構造を形成することが判明しました。Arl4cはその突起の先端に位置し、IQGAP1とMMP14をリクルートして、がん細胞周囲の組織を破壊しました。さらに、Arl4cを標的としたアンチセンス核酸(ASO)をマウス皮下に投与すると、膵がんの腸間膜リンパ節への転移が阻害されることを、マウスモデルを用いて明らかにしました。Arl4c ASOはArl4cを発現した膵がん細胞に特異的に集積することから、副作用の少ない治療薬として治療への応用が期待されます。 |
2021.09.17 |
「セミナーご案内」に新しい情報が掲載されました。
2021年11月10日に国立がんセンター研究所 基礎腫瘍学ユニット 独立ユニット長 大木理恵子先生によるセミナー『発見後40年以上が経過した、最も有名ながん抑制遺伝子p53の新機能』が開催されます(Web開催)。奮ってご参加ください。 |
2021.05.24 |
助教の木村公一と佐田遼太の論文がOncogeneに採択されました。本論文では、発がん活性を有する分泌タンパク質Dickkopf1(DKK1)のがん細胞における過剰発現の分子機構を明らかにしました。DKK1はWntシグナルの標的分子であり、Wntシグナルの異常活性化しているがん細胞で高発現していますが、Wntシグナルが活性化していないがん細胞も高発現しています。私共は、DKK1の新規受容体としてCKAP4を同定して、DKK1-CKAP4シグナル軸の下流標的分子を探索していました。その過程で、転写因子FOXM1が膵がん細胞においてDKK1により発現誘導されることを見出しました。FOXM1は細胞周期の調節に必須の転写因子であり、種々のがんで高発現しています。興味深いことに、FOXM1がDKK1の5’側上流のエンハンサー領域に結合し、DKK1の発現を促進することも明らかになりました。また、ヒト膵がんと食道がん症例において、DKK1とFOXM1の両タンパク質が発現した症例は、他の症例に比べて予後が不良でした。これらの結果から、DKK1-CKAP4-FOXM1シグナルは、Wntシグナルの活性化していないがんにおいて、正のフィードバックループを形成し、がん細胞増殖を促進することが示唆されました。 |
2021.04.05 |
「研究内容紹介」のページを更新しました。
「Wntシグナルと癌」に「肺腺癌におけるArl4c発現の臨床的意義とArl4cを標的としたアンチセンス核酸を用いた新規治療法の開発」を追加いたしました。
また、「II型膜タンパク質CKAP4の機能」に「パルミチン酸化CKAP4によるVDAC2を介したミトコンドリア機能の制御」を追加いたしました。 |
2021.04.01 |
「セミナーご案内」に新しい情報が掲載されました。
2021年5月21日にWEB配信にて慶應義塾大学医学部 病理学教室 教授 金井弥栄先生によるセミナー『難病への挑戦:病理検体のゲノム・エピゲノム解析で見えるがんの本態: 個別化医療開発に向けて』が開催されます。奮ってご参加ください。 |
2021.03.31 |
准教授の山本英樹が滋慶医療科学大学教授として異動しました。
修士課程学生の瀬田みなみが学位を取得して、課程を修了しました。 |