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活動報告

第3回若手共同研究進捗報告会・第8回代表者会議

日時 平成27年2月18日(水)午後1時〜3時
場所 千里ライフサイエンスセンター 601号室

平成27年2月18日、千里ライフサイエンスセンターにおいて「平成26年度若手研究者共同研究支援」に採択された山城先生(共同研究者:昆先生)による研究進捗報告会および第8回代表者会議を開催致しました。研究進捗報告会では、山城先生から「上皮細胞競合における細胞骨格・接着斑ダイナミクスの可視化解析」について共同研究の進捗状況や今後の共同研究計画が提示され、総括班員から様々な視点からの質問やコメントが寄せられ、活発な議論が行われました。今回の議論を踏まえて、若手研究者による共同研究が尚一層発展することが期待されます。代表者会議では、平成26年度領域会議、技術講習会などについての報告に加え平成27年度国際シンポジウムや若手研究者育成などについての領域運営、さらには今後の本領域の展望などについての活発な意見交換を行いました。

研究進捗報告会・第8回代表者会議

●若手共同研究進捗状況報告会の感想

京都大学 山城 佐和子

2012年度の若手共同研究(代表:北大・加藤洋人、共同研究:山城)に採択頂きスタートした共同研究について、今年度は北大・昆俊亮と共に助成を賜りました。本研究助成により、哺乳類上皮培養細胞競合における単分子アクチン観察手法を確立し、細胞境界でのアクチン分子挙動を可視化しました。その結果、変異細胞突起が正常細胞にもぐり込んだ領域で、正常細胞が直下の変異細胞突起の形態変化に伴い集積することが示唆されました。発表後には、総括班及び審査の先生方より、問題点や課題について様々なご意見を頂き、大変参考になりました。研究を発展させ、よい論文となるよう今後とも努力します。最後になりますが、若手共同研究助成に厚く御礼申し上げます。