(提供:腎臓内科学 中村隼 医員、山本毅士 特任助教 )大阪大学医学部の精神的源流となった適塾で、かつて塾生たちに親しまれた蘭和辞典の通称です。その名を冠した本媒体では、医学に携わる多様な研究者の姿や視点、ほかにもさまざまな角度からアプローチされる研究など、大阪大学大学院医学系研究科の魅力をみなさまにお伝えします。研究グループは、糸球体にアポリポタンパク質 A4 陽性のアミロイド(赤橙色)が沈着し、近位尿細管では TFEBという転写因子の活性が低下していることを示しました。加齢に伴う慢性腎臓病に対して、TFEB を標的とする治療法の開発が期待されます。大阪大学大学院医学系研究科は、生命科学、特にヒト生命現象を解明する研究に挑戦し続けています。大阪大学医学部附属病院と密接に連携しながら、基礎的な研究の積み重ねを病気の診断や治療に発展させる「トランスレーショナル研究」にも注力。すでに多くの成果が、臨床に応用されています。本研究科で得られた基礎研究の成果を、今後もますます社会還元することで、世界の人々の健康と福祉に貢献いたします。DOEFF Vol. 15DOEFF Vol. 15292929Vol. 15〒 565- 0871 大阪府吹田市山田丘 2-2TEL 06-6879-5111https://www.med.osaka-u.ac.jp/Copyright © 2025 Graduate School of Medicine, The University of Osaka. All Rights Reserved.発行元大阪大学 大学院医学系研究科制作スタッフ発行:大阪大学 大学院医学系研究科企画・制作 : 大阪大学 大学院医学系研究科 (史料室 野口 悦、島田昌一)協力: 大阪大学 大学院医学系研究科 各講座 大阪大学 免疫学フロンティア研究センター(IFReC) 坂口志文、企画室(P25 写真提供) 大阪大学 感染症総合教育研究拠点(CiDER) 金田安史(P18-21) 大阪大学 学際大学院機構 目加田英輔(P18-21)執筆・編集:株式会社フリッジ(立古和智、渡辺信太郎、羽賀亜弥香) 大阪大学 大学院医学系研究科(史料室 野口 悦)写真 :杉谷昌彦(P6-11、P13-17、P26-28)アートディレクション/デザイン:株式会社フリッジ(立古尚子)イラスト:山本花南(P4-13、P16)、中尾 悠(P25-26)、 青木 淳(P22-24)印刷・製本:株式会社ムレコミュニケーションズ発行日:2025 年 12 月 1 日 DOEFF(ドゥーフ)とは カバー紹介 「アミロイドーシス患者の腎臓皮質」 大阪大学 大学院医学系研究科
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