DOEFF vol6
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DOEFF(ドゥーフ)とは大阪大学医学部の精神的源流となった適塾で、かつて塾生たちに親しまれた蘭和辞典の通称です。その名を冠した本媒体では、医学に携わる多様な研究者の姿や視点、ほかにもさまざまな角度からアプローチされる研究など、大阪大学大学院医学系研究科の魅力をみなさまにお伝えします。発行元大阪大学 大学院医学系研究科〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2TEL 06-6879-5111http://www.med.osaka-u.ac.jp/制作スタッフ発行:大阪大学 大学院医学系研究科企画・制作:大阪大学 大学院医学系研究科      (広報室 野口 悦、岡田随象)協力:大阪大学 大学院医学系研究科 各講座、   大阪大学医学部 医学史料室(米田該典)執筆・編集: 株式会社フリッジ(立古和智、福地 敦)、 大阪大学 大学院医学系研究科(広報室 野口 悦、 川崎ちひろ)写真:杉谷昌彦(P05-15)アートディレクション/デザイン:株式会社フリッジ(立古尚子)イラスト:山本花南(P04-11)、青木 淳(P18-20)印刷・製本:株式会社 八紘美術発行日:2020年9月30日Copyright © 2020 Graduate School of Medicine, Osaka University. All Rights Reserved.大阪大学大学院医学系研究科広報誌 大阪大学 大学院医学系研究科大阪大学大学院医学系研究科は、生命科学、特にヒト生命現象を解明する研究に挑戦し続けています。大阪大学医学部附属病院と密接に連携しながら、基礎的な研究の積み重ねを病気の診断や治療に発展させる「トランスレーショナル研究」にも注力。すでに多くの成果が、臨床に応用されています。本研究科で得られた基礎研究の成果を、今後もますます社会還元することで、世界の人々の健康と福祉に貢献いたします。Vol. 06 カバー紹介「FLRT3タンパク質を発現させた末梢神経」シナプス伝達の場である脊髄後角において、FLRT3タンパク質(緑色の部分)が増加すると、神経障害性疼痛が引き起こされることを、動物モデルで明らかにしました。赤色の部分は末梢神経を示しています。(提供:分子神経科学 藤田幸 准教授、山下俊英 教授)DOEFF Vol. 0621

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