DOEFF vol8
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大阪大学大学院医学系研究科社会医学講座 法医学 教授幼少の頃からさまざまなスポーツをやっていました。水泳を始めたのは3歳。その後は少年野球やラグビーも。ただ、中学の頃から非常にけがが多かったんです。1年のうち7~8ヵ月は医者通いという時期もありました。そんな中、スポーツのけがはどう克服すればいいのだろうと考えるようになります。日本語の文献はほとんどなかったので、高校のときは水泳のトレーニングに関する英語の論文と教科書を読んでいました。そこで食事、睡眠などにも多くのページが割かれているのに衝撃を受けます。今だったら当たり前ですが、何しろ40年前です。まだ体育学に根性論がはび12車いす生活がターニングポイント。MATSUMOTO HIROSHI人の死が、未来をつくる。松本 博志

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