DOEEF vol9
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DOEFF(ドゥーフ)とは大阪大学医学部の精神的源流となった適塾で、かつて塾生たちに親しまれた蘭和辞典の通称です。その名を冠した本媒体では、医学に携わる多様な研究者の姿や視点、ほかにもさまざまな角度からアプローチされる研究など、大阪大学大学院医学系研究科の魅力をみなさまにお伝えします。発行元大阪大学 大学院医学系研究科〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2TEL 06-6879-5111http://www.med.osaka-u.ac.jp/制作スタッフ発行:大阪大学 大学院医学系研究科企画・制作:大阪大学 大学院医学系研究科      (広報室 野口 悦、日比野 浩、広報委員会 藤本 学)協力:大阪大学 大学院医学系研究科 各講座執筆・編集:株式会社フリッジ(立古和智、渡辺信太郎、木村颯介、 栢菅樹実子、平野あゆみ)、 大阪大学 大学院医学系研究科(広報室 野口 悦)写真:杉谷昌彦(P05-15)アートディレクション/デザイン:株式会社フリッジ(立古尚子)イラスト:山本花南(P04-11)、青木 淳(P14、P18-20)印刷・製本:株式会社 八紘美術発行日:2022年3月1日Copyright © 2022 Graduate School of Medicine, Osaka University. All Rights Reserved.大阪大学大学院医学系研究科広報誌 大阪大学 大学院医学系研究科大阪大学大学院医学系研究科は、生命科学、特にヒト生命現象を解明する研究に挑戦し続けています。大阪大学医学部附属病院と密接に連携しながら、基礎的な研究の積み重ねを病気の診断や治療に発展させる「トランスレーショナル研究」にも注力。すでに多くの成果が、臨床に応用されています。本研究科で得られた基礎研究の成果を、今後もますます社会還元することで、世界の人々の健康と福祉に貢献いたします。Vol. 09 カバー紹介 「ダウン症患者由来iPS細胞から作製した アストロサイト前駆細胞」ダウン症患者の脳の神経細胞の周りには通常の2倍以上のアストロサイトがあります。その増殖スピードは前 駆細胞(未熟な細胞)の段階で高まっていることと、2つの遺伝子(DYRK1とPIGP)が原因となることを発見しました。 (提供:小児科学 川谷圭司 医員、北畠康司 准教授)DOEFF Vol. 0921

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